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20代は飲み会での「お酌」否定派が7割超。では40-50代は…?

学び

自分のペースで飲み食いしたいという主張

お酌

 例えば、同じく最も多かったのが、「自分で飲める分だけ勝手に飲みたい」(51歳・神奈川県・男性)、「自分が取りたいものを、取りたいだけ取りたい」(52歳・静岡県・男性)、「かまわないでほしい。自分がほしいだけ取るし、お酌されるようなものは飲まない」(47歳・京都府・女性)という意見です。

 また、「お酌や取り分けをされると、食べないといけなくなる」(56歳・兵庫県・女性)、「逆に気を遣う」(59歳・香川県・男性)という声もありました。

 あるいは「雑に(多かったり少なかったり)取り分けられるより、自分で皆平等になるように取り分けたい」(55歳・埼玉県・男性)、「されるより、こっちのほうからそうしたい」(43歳・埼玉県・女性)という、自ら取り分けたい派の意見もありました。

 さらに「自分がやらされて嫌だったから。いい大人の集まりなんだから、全員自分でやるべき」(45歳・神奈川県・男性)「飲み会の時ぐらい上司、部下という関係を抜きにして楽しく飲みたい」(59歳・神奈川県・男性)といった納得の意見も存在します。

必要と思っている人は少数ながら存在

 もちろん今回アンケート調査を行った40~50代には「自分もそうしてきたから取り分けは当然」(42歳・熊本県・男性)、「目上の人間を敬ってほしいから」(57歳・茨城県・女性)、「やってもらったほうが楽」(49歳・北海道・男性)という意見も存在しました。

 ただし、いつもなんとなくお酌や取り分けをやっている若手サラリーマンは、今度、上司に「今回はお互いに取り分けナシでやりませんか?」と提案してみてもいいかもしれませんね。

 ひょっとしたらお互いが「なんとなく部下が取り分ける」と思っているだけかもしれませんよ。

<TEXT/日和下駄>

【調査概要】
調査内容:飲み会に関するアンケート
調査期間:2020年1月29日
調査人数:全国の20~29歳の有職者男女100人、全国の40~59歳の有職者男女100人(インターネット調査)

俳優・ライター。興味のあるジャンルはサブカルチャー全般。子どもの頃の愛読書は『Windows100%』。しかし、現在はiPhone、MacBook proもちのAppleユーザー
Twitter:@hiyori_geta

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