ITベンチャーなどのアルバイト

　ITベンチャーでのアルバイトも就活に有利に働いてる人が多い印象です。

　もっとも、こちらに関してはディズニーランドの例と同様で「そもそも情報感度が高く何かしらスキルや経験を得ることに積極的」という人がITベンチャーのアルバイトを志望することが多いと思います。

　ITベンチャーで得られる経験として、

・ペーパーレスな文化の会社が多く、業務をする上でドキュメント共有やスケジュール共有のためのグループウェアに触る機会が多い（自分もITリテラシーが高くなる）
・事業が展開する様子を間近で見れる（社長が同じフロアで事業戦略に関してMTGしているなど）
・オペレーション改善も早いので、仕事を覚えることは大変だがその分対応力が身につく
・社員との距離が近く、仲良くなったら結構色々教えてもらえる
・仕事ができたら「すごいね！」といつの間にか任されていることが増える

　などがあります。最後の「いつの間にか任されることが増える」に関してはアルバイトの範疇を超えていることもあるかもしれません（笑）。自分が好きでやる分には良い経験になりますし、なんらな時給アップを交渉しましょう。

　面接の場ではビジネスに対する興味が高いことや、スピード感覚があることなどが評価されていることが多いように感じます。

こんな要素を意識してバイトを選ぶ

　まとめると、次の視点でアルバイトを選ぶと良いかと思います。

・タイピング、メールなどのオフィススキルが学べるか
・言葉遣い、報告連絡相談などビジネスマナーが学べるか
・自分で数字を追うような経験ができるか
・ITツールを駆使できる、ITリテラシーを身につけられる環境であるか
・スピード感が身につくような環境であるか

　繰り返しになりますが、これらの要素があるアルバイトをしたからといって、内定が決定されるものではありません。とはいえ、マナーやそれなりの対応力を評価され、一次選考などで有利に働くかと思います。

　余裕ができたその分自分が目指す企業の内定を獲得するための準備により多くの時間が使えるようになり、面接に通過して自信もつくことによってより人間的魅力的も増すようになるかと思います。自分の人生において仕事をどのように位置付けて、どんな仕事を選ぶか、よりじっくり考える余裕もできるかと思います！

＜TEXT／長澤咲＞