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スタバのバイト経験は「就活で有利」になるか。ディズニー、ユニクロのバイトは?

学び

ディズニーのバイトは有利になる?

 ディズニーリゾートのアルバイト教育も有名ですね。「キャスト」として全員が「ゲスト」のために最高のサービスを提供するよう指導される、そんな教育がなされています。

 もっとも、ディズニーランドの場合はもともと「ディズニーランドが大好き!!!!」っていう人が応募するのでしょうから、主体的に働く人は多いと思いますが。主体的に働いた結果、得られる気づきはきっと多いでしょう。

 ディズニーやスターバックス、ユニクロなどは教育投資が大きいため、アルバイトでも「主体的に働く」ことができる環境が整っていると言えそうです。その結果「その環境の中で、伸びた学生がいた」というのが巷で有利と言われた所以ではないでしょうか。

 学生の方にアドバイスするとしたら「スタバやディズニーで絶対働け、というわけではなけれど、『主体的にならざるを得ない仕組み(自分で考えることや発言が求められるしくみ)が整っている部分』は利用したらどうか?」ということです。

 もちろん教育投資が大きければ主体的になれる環境が整っているのか?というと必ずしもそうではありません。逆パターンも面白いでしょう。すなわち「何も整っていない環境」です。

 新しく立ち上げの店舗でのアルバイトなんかも面白いと思います。または店長のマネジメント能力にもよりますが「学生アルバイトに集客改善案を考えさせてくれる」ような現場のアルバイトもいいですね。

「気づきを多く得られそうな環境」を選ぶことによって、結果的に自分の言葉で語れる経験ができるでしょう。

人事は候補者のどんな要素に注目するのか

面接

 多くの人事が言うように、そして学生の皆さんもお気づきのように、「どんなアルバイトをやっていたか」ではなく、「その中で主体的にどう働いていたか」ということが大事なのです。

 ただ「結局主体性かよ~! そんなことはわかっているんだよ!」という声も聞こえてきそうなのでもう少し具体的な話をしようと思います。

 主体性とは少しずれてしまいますが、実際に面接においても評価され、有利に働くアルバイトのケースを紹介します。

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