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ビンボー人の生存術、アマゾン「ほしい物リスト」で援助してもらうコツ

[旧型養われ]昔ながらのパトロン

 お金持ちに個人的に気に入られる「旧型養われ」も健在だ。

 20代半ばから4年間、仕事先の老舗メーカーの社長から月に20万円前後の援助を受けていたという吉田雄さん(仮名・33歳・DTPデザイナー)。何度か飲みにいくうちに社長から「仕事を手伝ってほしい」と誘いを受けたという。しかし実際には出社の必要もなく、仕事といえば月に1度の会議と、社長との飲み程度。時には国内外への長期出張にも同伴した。

 なぜ、吉田さんはそんな僥倖に巡り合えたのか。

「社員は二代目社長の顔色を窺う、典型的な世襲ワンマン体制。社長は飲み屋を何軒もハシゴして朝まで飲むような人でしたが、社員は付き合いたがらない。一方で私は酒が強く、社長の考えや意見を否定することなく、ひたすら傾聴していました」

 さらに吉田氏は、周囲を懐柔することもポイントだと話す。

「当然ですが当初は社員から嫌われ、満足に口も利いてもらえなかった。だから、例えば課長や部長の趣味を把握して話を振ってみたり、社員が結婚した際には必ずお祝いを渡していました。アルバイトの人たちとも定期的に飲みに行きましたね。そのおかげか、イジメられたことは一度もありません」

[旧型養われ]花咲か爺さん型

他人のお金で生きる!

現在は結婚した三村さんだが、夫には内緒にしているという(写真はイメージです)

 続いて、「花咲か爺さん型」との複合型も。高知県出身の三村百合さん(仮名・35歳)は22歳のときに大阪で就職するも1年後にクビになり家賃1万8000円のアパートに転居、コンビニのバイトで食い繋ぐ日々を送っていた。唯一の癒やしは隣の部屋のお婆さんとの交流で、90歳を過ぎて一人暮らしをしている様子を気の毒に思い、食事を作ったり、代わりに買い物に行ったりと、世話を焼いてあげていた。

 そして3年後、お婆さんは風邪をこじらせ死去。1か月後、三村さんのもとに弁護士が訪れ「お婆さんの遺産相続人があなたになっている」と告げた。

「額は何と2億円。実は彼女は資産家の夫人で、夫の死後に起きた骨肉の争いに嫌気が差し、家出していたんです」

「神は善行を見ている」か。

<取材・文/週刊SPA!編集部>

【MOMO】
元公務員。フリーター。「レールに乗った人生はつまらない」と退職し、現在はフリーター。2016年からtwitterでツイートを始め、先日フォロワーが1000人を突破したばかり。謎のお布施に困惑する毎日を送る

【篠塚康介さん】
早稲田大学を休学し、AV男優を目指す20歳。大学生、AV男優。芸名「中星二番☆センジ」。ブログ「できっこないをやらなくちゃ」が大学に通報されたことも

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