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高額売却できる「家の不用品」は?中華骨董品に高級腕時計…

コラム

 年末だし大掃除をしようと考えはするものの、実際やろうと思うと面倒くさくてスルーしがち。しかし、そこから出てきた不用品が思わぬ“宝”になることも。実際にプロの目から値がつきそうなものを判定してもらい、売って稼ぐためのスキルと知識を伝授してもらった!

片付け

相場は下落傾向だが高騰しているアイテムも

 家から出てきた古い不用品は価値を見極めにくい。実際どんなものが高額査定されるのか?

「片付けブームやフリマアプリの影響などで供給過多となっていて、全体的な相場は下がっているんです。でも、そんな状況に反して買い取り需要が高いものもあります」

 そう語る不用品買取専門店オーナーの三井恒雄氏が特に相場が高騰していると挙げるのが中国の骨董品だ。

捨てて稼ぎまくる技術

三井恒雄氏

「1960~1970年代の文化大革命の際、世界中に流出したのですが、近年は経済的に豊かになって富裕層の中国人コレクターが増え、ここにきて積極的に買い戻しているんです。年代的に両親や祖父母が若いころに買った可能性があるものなので、実家に眠っているかもしれません。しかも、中国のものとは知らずに持っている人も多いはずです」

高値が付きやすいアイテムのポイント

 また、買い取り相場の上昇でいえば金製品もオススメとか。

「これは金の市場価格に連動しているからです。ただ、家庭で眠っていそうという点で言うならトロフィーもいいですね。黒ずみのあるものは銀製の可能性があるため、その場合は高値がつきやすいです」

 洋酒も高額査定が期待できるアイテムのひとつで、「いただいても飲むことなく放置しているケースが多いですね。ヘネシーなら査定で1万円以上になることもあります」と言う。

 ほかにも高級腕時計はちょっと古いモデルでも高値がつきやすいのだとか。「中古品でも資産価値のあるロレックスは当然として、定価より大幅安の査定だったエルメスの腕時計も今は相場が見直されています」。

 トレンドを見極めれば、利ザヤのいい不用品を家から見つけられるかも?

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