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バスタオルで「冷え性を改善する」攻めのふくらはぎエクササイズ

暮らし

ふくらはぎエクササイズの「攻め」とは?

 血液循環を高めるべく、ふくらはぎの筋肉を使っていきましょう。一般的にふくらはぎの筋肉を使うエクササイズはカーフレイズといって爪先立ちを行うエクササイズが主流です。爪先立ちになるとふくらはぎの筋肉が一気に収縮されていきます。

 今回はこのカーフレイズをさらにふくらはぎに集中して効果を与える方法をご紹介します。

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<攻めのふくらはぎエクササイズ>

① バスタオルを小さく丸めて、段差をつくります。
(ストレッチポールのハーフカットタイプやヨガブロックなどをお持ちの方はご活用ください)

② タオルの上に足の前半分を乗せます。

ふくらはぎ

③ 足の指を精一杯反らして、そのまま踵を床から離して爪先立ちをします。この時に体重は足の親指の付け根、拇趾球あたりで支えるといいでしょう。

ふくらはぎ

④ 爪先立ちが完了したら、踵をおろして元の形に戻ります。

⑤ ③と④の工程を繰り返します。

※10回 2セット/日

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爪先立ちをする時のポイントは?

 通常、爪先立ちのような動作をする際、なるべく力強くて負担を一点に集中させないように身体は自然と足の指を曲げる時に使う筋肉を共同で働かせます。

 しかし、爪先立ちをする際に足の指を反らせてしまって、指先の働きに制限をかけるとふくらはぎの筋肉だけを使って動作をしなければならないため、ふくらはぎに効果が集中します。

 運動負荷としては中度から高度に近いものですが、筋肉量のある男性だとこのような難易度のあるエクササイズにチャレンジする「攻めのエクササイズ」のほうがしっかり効果が感じられるはずです。慣れないうちはつま先を反らさずに行ってもいいでしょうが、体が動きに馴染んだら指を反らして「攻め」の形でやってみてください。

 この冬はふくらはぎを「攻めの」エクササイズでしっかり鍛えて、寒さ知らずの体を手に入れましょう!

<TEXT/ヒラガコージ>

柔道整復師/パーソナルトレーナー。スポーツクラブでインストラクターとして指導をし、現在は医療国家資格である柔道整復師の知識を生かした身体機能の改善からダイエットまで幅広いクライアントを担当するフリーランスのパーソナルトレーナーとして活動中。公式「Amebaブログ」更新中

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