若手社員は「仕事への情熱」を無理に持たなくていい
こんにちは、戦略コンサルタントのShinです。今回のテーマは「仕事を“情熱を育むトレーニング”として活用しよう」です。
“情熱を探そう”というアドバイスはもうやめよう
インターネットの海を泳いでいるときに、とても面白い記事を見つけました。タイトルは「“情熱を探そう”というアドバイスはもうやめよう」です。ぜひとも本文を読んでほしいのですが、簡単に内容をまとめると、
・「情熱を探そう」というアドバイスには弊害がある(興味関心の幅を広げられない、諦めを誘発する、感情に流されがちなどなど)
・「情熱を探そう」ではなく、「一緒に情熱を育んでいこう」というスタンスのほうが、役に立つのではないか
さまざまなデータをもとにいろんな側面から語られている非常に納得感のある記事でした。この話を、仕事に関連して考えてみましょう。
「仕事に情熱を持てない」は当然?
一般的に「仕事に情熱を持って取り組んでいる」という人はあまり多くありません。「周りが就職しているから」「日々食べていくためにしょうがなく」というモチベーションで仕事をしている人が大多数でしょう。
ネットのいろいろな記事や自己啓発本を読んで「情熱を持って仕事に取り組まねば!」と思うものの、そう簡単にはいきません。
「上司が毎日無理難題を押し付けてくる……」
「この仕事を続けても、将来のキャリアのためになるとは思えない……」
「こんな仕事に情熱を持つことなんて無理だよ……」
こう思っている人が大半ではないでしょうか。
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