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「skjビレッジ」が大手企業の安定を捨ててゲーム実況YouTuberになった理由

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給与や出世が後回しになることが不安だった

sa2:僕の場合は、幸運にも希望していた企業のやりたかった部門に入ることができたので、不満は微塵もなかったし、会社には感謝しかありませんでした。だけども「この先、何十年も同じ仕事を続けられるのかな?」という不安な気持ちも同時にあって。

 これはサラリーマンになってから感じたことですが、この仕事ってめちゃくちゃ頑張っても、給与や出世とか実際の評価って、すごく後回しにされるじゃないですか。あまりにも時間がかかり過ぎるというか、ぶっちゃけモチベーションを40歳まで維持するのは無理かも知れない、と考えていたんです。

――なるほど。YouTuberになればすぐに結果が出ますからね。ちなみに現在の収入ってどれくらいあるのでしょうか。

サイカツ:実は収益が出るようになったのは今年に入ってからなんです。それまでは赤字というか、ほとんどゼロに近い状態でした。今のスマブラ動画がバズってから、ようやくサラリーマンの月給分くらいは各々もらえるようになった感じです。

「スマブラ」一本に絞り込んだのは戦略

SKJ Village

6月1日よりUUUM株式会社への加入が決定

――そのスマブラですけど、一本に絞り込んだのはどんな理由が?

シンカ:YouTuberになったはいいけど、僕らが「さて、何しようか」って困っていた時期に、ちょうど子どもの頃によく遊んでいた「スマブラ」の最新作が発売されて。これは、渡りに船というか、タイミング的にドンピシャでした。それでリーダーのsa2が「スマブラで行こう」となったので。

sa2:男3人組が共同生活をしながら、とことん同じゲームを突き詰めて配信しているグループって、僕たち以外にいないんですよ。これだけ多種多様なYouTuberが世界中にいて、試行錯誤しながら日々視聴者の奪い合いをしているなか、僕らのような一点突破型のスタイルって、ライバルと差別化できるうえに、強みにもなると思うんです。

 それに、従来のゲーム実況をやっている人たちって、ほとんどオンラインゲームが主体ですし、ボイチャでコミュニケーションを取りながら配信していますよね。

――そうですね。

sa2:僕たちの作るスマブラ動画は「このゲーム実況って新感覚かも」というポジティブな認識のされ方を目指しています。今後も視聴者さんたちにドンドンSKJ Villageの動画を浸透させることができれば、もっとメジャーになることも夢じゃない気がしています。

――なるほど。志は高く持て、と言いますからね。

SKJ Village:ありがとうございます!

<取材・文/永田明輝>

【SKJ Village】
sa2、サイカツ、シンカの3人組からなるYouTuber。高校時代の親友で「早稲田・慶応・上智」大学にそれぞれ進学。大手企業に就職→退職後、現在3人で共同生活中。ゲーム実況、検証、企画などを配信している。6月1日よりUUUM株式会社に加入

気候変動が進む地球の環境問題どうにかして。そんな雑食系ライター

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