LINEで欠勤連絡するのはアリ?新人社員1000人“お金と仕事”の新常識
仕事のやる気は、先輩の言葉で大きく左右する!
全回答者に「仕事で失敗し、落ち込んでいるときに先輩社会人から言われたらやる気に火がつくセリフ」を聞いた質問では、1位「君がいて助かった、ありがとう」(43.0%)、2位「本当によく頑張った」(30.7%)、3位「何でも相談してね」(25.8%)となりました。
やる気を鼓舞する言葉や励ましの言葉より、働きぶりを認めてもらったり、自分が役に立てたと感じたりする言葉をもらえると、やる気が上がる人が多いようです。
さらに、「先輩社会人に言われたらやる気を奪われてしまうセリフ」を聞いた質問では、1位「この仕事向いてないんじゃない?」(31.0%)、2位「やる気ある?」(25.5%)、3位「ゆとり世代だなぁ」(23.7%)という結果となりました。
適正を否定されたり、意欲を認めてもらえなかったり、世代のせいにされたりすることにより、やる気を奪われることがわかります。後輩社員にこのような言葉を投げかけないように気をつけたいですね。
「スマホにメモ」「LINEで欠勤連絡」はアリ?
全回答者に「スマホやタブレットを使用してメモを取るのはアリかナシか」聞いた質問では、「アリ」が66.5%、「ナシ」が33.5%と、肯定的に思っている人のほうが多いことがわかりました。さらに男女別で見てみると、男性の「アリ」が78.4%、女性の「アリ」が58.2%と、男性のほうがより肯定的であることが伺えます。
早くメモが取れ、後で整理しやすいため、仕事のメモにスマホを活用している人も多いでしょう。ただ、スマホを触る姿ははたから見るとどんな操作をしているかわからないため、説明を受けているときにスマホでメモをとっていると「失礼だ」と感じる上司もいるかも。事前に説明するなど、コミュニケーションが必要かもしれませんね。
また、「遅刻や欠勤連絡をLINEやメールですること」について聞いた質問では、「アリ」が55.2%、「ナシ」が44.8%と過半数の人が「アリ」と回答していました。日頃LINEなどを使用して上司と連絡することが当たり前となっていれば、その方法での連絡が良いとされるでしょう。
ただ、「LINEはプライベートの連絡のみ」と割り切っている社会人も少なからず存在するため、相手に合わせて使い分ける柔軟さも必要かもしれません。
「遅刻や欠勤連絡を親にしてもらうこと」について聞いた質問では「アリ」が11.8%、「ナシ」が88.2%という結果に。職場への連絡を親に頼るという行動は、「社会人として自立できていない」という印象を与えかねません。若手とはいえ、1人の社会人です。自覚を持った行動を心がけましょう。