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LINEで欠勤連絡するのはアリ?新人社員1000人“お金と仕事”の新常識

学び

4人に1人以上の社会人2年生が「すでに辞めたい」

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「社会人1年目と2年目の意識調査」(ソニー生命保険株式会社)

「最初に就職する(した)会社でどのくらいの間働いていたいか」を聞いた質問では、社会人1年生では「定年まで働きたい」(27.2%)が一番多く、続いて「4~5年くらい」(17.8%)、「2~3年くらい」(13.4%)という結果となりました。

 しかしながら、社会人2年生では「すでに辞めたい」(27.4%)が一番多い回答で、続いて「2~3年くらい」(20.0%)、「定年まで働きたい」(14.4%)となりました。

 社会人1年生は、入社予定の会社で長く働きたいと思う傾向にあるようです。調査時期が3月と、入社前で会社に対する期待が膨らんでいるタイミングであることも結果に関係しているでしょうし、数か月後に調査していたら、また結果が違っていたかもしれませんね。

 社会人2年生は、会社の現状を見てしまったがゆえに、同じ職場で長年働き続けたいと思う気持ちが薄れているようです。なんとも悲しい結果になってしまいました……。

入社前にイメージしていた生活とのギャップ

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「社会人1年目と2年目の意識調査」(ソニー生命保険株式会社)

 さらに、「実際の社会人1年目の生活と、その前(入社前/奉職前)にイメージしていた生活とで、ギャップがあって驚いたこと」について、社会人2年生に聞いた質問では「忙しい(仕事量が多い)」(38.4%)がもっとも多い結果となりました。続いて、「覚えることが多い(業務の範囲が多い)」(35.0%)、「金銭的余裕がない」(30.0%)という結果となりました。想像していたよりも業務の幅が広く、仕事量が多いことにギャップを受けた人が多数いることがわかります。

 また、すでに辞めたいと思っている人の回答では「忙しい」(43.1%)、「金銭的余裕がない」(38.7%)、「有給を取得しづらい」(35.0%)という結果となりました。仕事量に加え、報酬や休暇への不満が退職したい動機となっていることがわかります。

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