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AAA浦田直也の会見は、なぜ不快に見えたのか?謝罪のコツをプロに聞く

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 エイベックス所属の人気ダンスボーカルグループ・AAAのリーダー、浦田直也さんが、4月20日に警視庁に暴行容疑で逮捕された(現在は釈放)。

 21日に記者会見した浦田さんは、髪を黒く染め、活動の自粛を口にするも、「わからない」「記憶がない」といった発言を繰り返した。しかし、この会見が思わぬ波紋を広げている。

 NHK紅白歌合戦に2010~2016年の7年連続で出場し、昨年は4大ドームツアーで34万人を動員するなど人気グループに何が起こったのか――。

ネットでは会見に対して批判的な声が多数

 事件が起きたのは19日の午前5時頃、酒に酔った浦田さんがコンビニで見かけた20代女性に声をかけ、ナンパしたことがきっかけだ。断られて腹を立てた浦田さんは、女性を平手打ちし、追いかけ、蹴りつけるなどの暴行をした疑いが持たれている。

 釈放後、所属事務所で会見に臨ると、まず「大変なご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします」と頭を下げたが、暴行については「記憶がない」「何も覚えていない」「どこのコンビニかもわからない」と“言い訳”を連発。

 これに対し、ネット上では「終始バカっぽい」「とても罪を犯した人間が見せる表情ではない」「反省していないとは思わないけど、幼い感じ」など、会見に対して批判的な声が多数だっった。

危機管理のプロは謝罪会見をどう見た?

謝罪 会見

※画像はイメージです

 浦田さんは、黒いスーツに身を包み、謝罪の意思をきちんと表明している。決して会見内容が悪いわけではないのに、なぜここまで否定的な声が相次いでしまうのか? 企業のリスクマネジメントや炎上対策に詳しい、広報コンサルタントの石川慶子さんに聞いた。

「会見の内容は決して悪いものではありません。冒頭の深々としたお辞儀や髪の毛を黒に戻したことなど、彼なりに謝罪したいという意思は伝わってきます。ただ、話し方・声の高さ・せわしない動きなどでマイナスポイントが積み重なって、全体の印象を悪くしています」

 石川さんが「一番よくない」と指摘するのが、浦田さんの声のトーンだ。

「謝罪会見にもかかわらず、声のトーンやスピードが普段の話し方に近いので、あまり反省している感じがしませんでした。とくに浦田さんは地声がやや高いので、やたら元気な印象を受けました。また、記者の質問に対して、せわしなく右左を向いていました。これも落ち着きがないので、謝罪のメッセージがきちんと伝わらない悪手です」

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