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「アムウェイ勧誘論破動画」で生計を立てる、異色の東大卒YouTuberの素顔

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他と差別化できるテーマを考えたほうがいい

まっすう

先日配信した「収益公開動画」も話題に。月収は30万円だった

――なるほど、やはりかなり工夫されているんですね。

升澤:ネットの動画に慣れた感覚で、テレビを見ると情報の薄さにビックリするんですよね。それくらいYouTubeって1秒あたりの情報量を高める必要がある。しかも昔は3分前後の動画が主流でしたが、今はなるべく長くて、視聴の質が良い動画がアルゴリズム上で評価される。視聴者が長時間、集中できる工夫をしないとダメです。

――これからYouTuberになりたい人にアドバイスがあれば、教えてください。

升澤:上を見すぎるのはやめたほうがいいですね。フィッシャーズさん、HIKAKINさんはキャラも立っているし、面白いから、なんでも見れるんです。ただ、それを無名の新参者がそのまま真似すると間違いなく失敗します。参考にするのは、サムネイル画像やタイトルの付け方くらいに留めて、あとは他と差別化できるテーマを考えたほうがいいですね。

 あと今、わたしは『ガイアの夜明け』(テレビ東京)のような番組を目指しています。さすがにあの規模のネタはできませんが、みなさんの内部告発をお待ちしています!(笑)

<取材・文/シルバー井荻>

平成生まれの編集者・ライターです。赤羽と阿佐ヶ谷に出没します。ビジネスサイトの編集長もやってました。

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