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「平成カラオケ人気曲ランキング」ベスト10。まさかのアニソンがトップに

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VOCALOIDランキングでは「千本桜」が1位に!

平成カラオケランキング

「1周年記念アルバム ALL THAT 千本桜! !」(dmARTS)

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VOCALOIDランキング
1位…千本桜/WhiteFlame feat初音ミク
2位…メルト/supercell
3位…magnet/minato(流星P)feat.初音ミク&巡音ルカ
4位…裏表ラバーズ/wowaka feat.初音ミク
5位…マトリョシカ/ハチ feat.初音ミク、GUMI
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「VOCALOID(ボーカロイド)」とは、ヤマハが開発した音声合成システムで、ユーザーがメロディーと歌詞を入力すると、人間の声のデータをもとに、歌声を作りだします。

 その代表格のボーカル音源が「初音ミク」。バーチャルシンガーとして、ホログラフィー(空間に立体映像を映し出す技術)などを使ったライブ活動をも行うほど、絶大な人気を誇っています。

 1位の「千本桜」は、2011年にWhiteFlameという音楽サークルがVOCALOIDの「初音ミク」を用いて制作した楽曲。2015年のNHK紅白歌合戦では演歌歌手の小林幸子さんが披露するなど、ボカロ曲の枠を超えて親しまれています。

 2位の「メルト」は、2007年ごろから主にニコニコ動画で活動していたryoさんを中心としたクリエイター集団・supercellが初音ミクを用いて制作した楽曲です。現在、ニコニコ動画での再生数は1200万回を越え、ボカロ界の伝説的なヒット曲となっています。

 続けて3~5位も初音ミクの音源を使用した楽曲が続きます。

 5位にランクインした「マトリョシカ」の制作者「ハチ」は、昨年はNHK紅白歌合戦にも出演するなど大ブレイク中の米津玄師さんのハンドルネーム。この楽曲は2010年に発表したものなので、私たちが米津玄師さんの名前を知る10年近く前から、すでに音楽の才能を開花させていたんですね。

洋楽部門ではあの名映画の主題歌がトップに

平成カラオケランキング

『タイタニック』(20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント)

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洋楽ランキング
1位…MY HEART WILL GO ON/Celine Dion
2位…TOP OF THE WORLD/CARPENTERS
3位…I DON’T WANT TO MISS A THING/AEROSMITH
4位…I Want It That Way/back street boys
5位…YESTERDAY ONCE MORE/ CARPENTERS
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 洋楽部門では、1997年に公開された平成を代表する大ヒット映画『タイタニック』の主題歌「MY HEART WILL GO ON/Celine Dion」がトップに。

 2位は、1973年にリリースされた「TOP OF THE WORLD/CARPENTERS」です。CARPENTERSの楽曲は5位にもランクイン。中学校の英語の授業で歌ったことがあるという人も多いのではないでしょうか?

 3位は1998年に公開された映画『アルマゲドン』の主題歌「I DON’T WANT TO MISS A THING/AEROSMITH」でした。

 4位の「I Want It That Way/back street boys」は1999年にリリースされた楽曲。歌詞の意味が難解で、聴いた人々からはさまざまな解釈がリリース以来、長年にわたり飛び交っています。

 平成の時代を生きてきたみなさんは、どの部門でも上位の曲は必ず耳にしたことがある楽曲なのではないでしょうか。新元号ではどんな名曲が誕生するのか、これからが楽しみですね。

<TEXT/bizSPA!取材班>

調査概要
調査内容:「JOYSOUND平成カラオケランキング」(株式会社エクシング)
集計期間:1993年1月1日~2018年12月31日
調査方法: 平成5年から平成30年でJOYSOUNDにて歌唱された楽曲の回数に基づき集計

bizSPA!フレッシュ編集部の記者(編集者)が、20代のビジネスマン向けに、気になる世の中の本音や実情を徹底した現場取材で伝えます。

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