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「親友の条件は作らないほうがいい」20代の悩みに人気ラッパーが断言

コラム

 東京大学中退という異色な経歴を持ちながら、明晰な頭脳を生かしマルチに活躍するラッパー・ダースレイダー(41歳)が、20代若人の切なる人生相談に答えます。

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 8年前に脳梗塞で左眼の視力を失い「片目のおじき」と呼ばれる彼。昨年は「余命が5年」であると告白し、日本のヒップホップ界に衝撃を与えました。

 そんなダースレイダーに今回寄せられたのは、「親友と呼べる人がいない」という20代男性からの相談です。

Q.親友が作れない

23歳・公務員・男性

親友

※画像はイメージです(以下、同じ)

「親友を作れません。幼少期から転校を繰り返したり、いじめられたりしたことが原因なのか、同じ友人とずっと一緒にいることが苦手です。

 でも、誰にも相談しづらいことに直面したとき、打ち明けられる友人が思い浮かばずに立ち尽くしてしまうことがあります。ダースさんにとって親友ってどんな人ですか? 親友を作るにはどうしたらいいですか?」

A.「親友の条件」という発想を捨てること

ダースレイダー:ずっと一緒にいるのが親友というわけではなくて、10年くらい会ってなくても同じテンションで話せて、また10年後に会う、くらいのことでも良いと思ってます。

 束縛というか、自分が何かを要求して、それを叶えてくれる存在ってことではないと思う。親友ってギブアンドテイクなんかじゃなくて、もうギブでいい相手。お互いに特に見返りを求めずに付き合える関係かな。軽いものから重いものまであるだろうけど。場合によっては、例えば臓器とかをポンと出してくれる人もいるだろうし。

 僕の場合、すごくわかりやすかったのは、倒れて病院に入院してたときかな。僕なんかは音楽とかやっていて、普通の勤め人やってる人とは時間軸も違うから、あんまり会わないようになってた奴とかもいるんだけど、そういう奴が病室に顔出してくれたりして。

「今どうしてんの?」なんていう話を普通にして。特に過剰に心配したりもしないで、座って話をして、それでちょっと笑って帰る。そういった存在が実は結構いるってことに気づいて、すごくラクになったのを覚えています。