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自分は負け犬だと思う人に捧げたい、自己否定スパイラルを抜け出す方法

 東京大学中退という異色な経歴を持ちながら、明晰な頭脳を生かしマルチに活躍するラッパー・ダースレイダー(41歳)が、20代若人の切なる人生相談に答えます。

darth

 8年前に脳梗塞で左眼の視力を失い「片目のおじき」と呼ばれる彼。2017年に「余命が5年」であると告白し、日本のヒップホップ界に衝撃を与えました。

 そんなダースレイダーに今回寄せられたのは、「自分は負け犬だと思う」という20代男性からの相談です。

Q.自分を負け犬と思う一方で、どこか期待してしまう

20代・営業・男性

「自分の事を負け犬と思う一方で、どこか期待して生きてしまっていることに嫌気がさします。そのせいですぐに人と比べては落ち込み、例えば『頭が悪い』『秀でた才能が1つもない』など自分への怒りに変わって自己否定のスパイラルに陥ることが多々あります。

 自分にも他人にも期待しなければ、そんな感情に陥ることは無く、もう少し楽に生きれると思うのですが、なかなかできません。どうすれば良いのでしょうか」

A.比べるべきは他人よりも、過去の自分だ!

darth

ダースレイダー:質問者さんの中に“勝ち負け”という何かしらの基準があって、それによって負け犬っていう設定を自分で作り上げてしまっていると思うんですよね。それで自己否定のスパイラルに陥ることが多々あると。

 それに対する解決策が、自分にも他人にも何も期待しないことだとおっしゃるんですけど、むしろ大事なのは自分を肯定していくことだと思います。

 頭が悪いとか、秀でた才能がないっていうのは、例えばサッカーの上手さで考えたときに、メッシと比べて、あぁダメだと思うことにどれだけの意味があるのかと。そうじゃなくて、自分が昔ボールを蹴り始めたときと、今ボールを蹴っているときを比べて、どう変わってきたかを見ないといけないと思う。

 スーパープレイを見て、これをやってみたいと思って練習して、最初はまったくできなくても今はどれくらいできるようになったか、とか。サッカーで例えてみたけど、自分の中での達成率と、自分の中での基準っていうもので自分を肯定していくことが大事だと思う。