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女性に「風呂入ってるのか」セクハラ上司に告発メールで“倍返し”

学び

 人を攻撃する人間は、まさか復讐されるなんて思ってもいないからこそ、そんな行動に及ぶのかもしれませんが、ひとたび復讐されれば、相応の代価を支払うことになります。

パワハラ

※画像はイメージです(以下同じ)

 まさか自分が復讐をすることになんて思ってもいなかったという片岡舞さん(仮名・27歳)。彼女を復讐に駆り立てたのは、新卒で入社した素材メーカーで受けたセクハラでした。

上司から相次ぐ容姿に対する中傷

「配属されてからの1年半、部長から容姿を否定されつづけました。高校・大学と吹奏楽に明け暮れていたこともあって、当時の私は外見について無頓着だったと思います。でも、だからといってセクハラをして良い理由にはなりませんよね。明らかに度を越していましたから」

 思い返すだけで、怒りがこみ上げてくるというその中身は……。

「朝、顔を合わせただけで『もっとまともな化粧してこい』と小馬鹿にされたり、まだ22歳で行き遅れたわけでもないのに、『そんなんじゃ片岡みたいに結婚できない女になるぞ』と私に聞こえるように言われたりしました。まるで見た目がダメな人間の代表みたいな扱いをされていました……」

 大勢の同僚の前で辱めを受けたくない一心で、片岡さんは服装やメイクに気につけるようになっていきます。

「当時は本当にツラかったです」

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「管理系の仕事をしていたので、お客さんの前に出るようなシチュエーションはありませんでしたが、社会人は『容姿が良くなくてはいけないんだ』という強迫観念に囚われるように……。自分なりに模索してみたものの、それでも部長の誹謗中傷は一向に止みませんでした。

 清潔感に関しては特に気を使っていたのに、部長が私の席の近くを通ると『おまえ、ちゃんと風呂入ってるのか?』と言われることもありました。隣の席の男性社員が体臭がきつい人だったんですが、全部私のせいにされ、当時は本当にツラかったです」

 何より忘れられないのは、年度納めの飲み会を行った時のことだと言います。

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