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NYで大流行の「ゴーストレストラン」とは? 2019年のビジネストレンド予想

ビジネス

 2018年も残りわずか。様々なビジネスが生まれ、そして次々にヒットを飛ばしていきました。昨今では、働き方改革が声高に叫ばれるようになり、従来のビジネス形態とは異なるビジネスも登場してきているようです。

ゴースト

※画像はイメージです(以下同じ)

 12月2日放送の『がっちりマンデー!!』(TBS)では、「2019年儲かりそうキーワード」と題して、これから流行りそうなビジネスが紹介されました。今のうちに知っていれば、成功のチャンスを掴むことができるかもしれませんよ。

ニューヨークで大流行のゴーストレストランって?

 最初に紹介されたのは、ゴーストレストラン。聞き慣れない言葉ですが、それもそのはず。アメリカで生まれてニューヨークなどで流行しているレストランの新しい営業形態なのです。

 ゴーストレストランとは、既存のレストランの厨房を間借りし、お店を構えずに、デリバリーやテイクアウトで商売を展開するレストランの形態のことです

 熊本県で、唐揚げ弁当のお店を営む上野勝博さんもゴーストレストラン業界に参入した1人。上野さんは、弁当屋のキッチンの一角に、別店舗のカップカレー屋「88curry」の厨房を作って、営業しています。今年8月から営業を開始し、わずか5か月で月15万円を売り上げるほどになったそうです。

 弁当屋の店内には、メニューや看板は置かず、宣伝や広報はインスタグラムのアカウントのみ。連絡先と住所を見たお客さんがやってくるという仕組みです。さらに購入したお客さんの投稿が拡散されることで宣伝にもなっているそうです。

 ニューヨークや東京などの大都市圏では、オンラインデリバリーサービス「Uber Eats」を介して商品を提供することも多く、ゴーストレストランはオンラインデリバリーサービスとも呼ばれています。

 スイスの金融グループUBSの統計調査によると、オンラインデリバリーサービスは2030年には3650億ドル規模にまで成長するとの試算を発表しており、「2030年までに自宅で調理されている食事のほとんどがオンラインで注文され、レストランやセントラルキッチンから配送される可能性がある」との見方を示しています。

 初期投資を極限まで抑えることができるため、世界的に拡大しているこのサービス。数年後の食卓の光景を一変させるかもしれません。