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パパ活女子、半グレ社長…会計士は見た!港区の“アブナイ交遊録”<異色対談>

コラム

ギャラ飲みは「社長との人脈作り」になる?

たにやん:解任されましたけど、シュークリーム売ってる21LADYの藤井道子社長なんか、近いイメージはありますかね。年齢はさておいて。

――女の子を束ねてギャラ飲みをセッティングしている人のなかには「社長との人脈を築いて将来起業したい」なんて子もいるみたいですが。

ボヴ:たとえば、女の子1人あたま5000円でピンはねしたとしても、それじゃ「悪銭身につかず」系の商売どまりで、スケールすることはないですよね

 ギャラ飲みとか仕切る女の子って、べっぴんさんが多いと思うんです。別に女性差別じゃないんですけど、自分の美しさにあぐらをかいている人は多いんじゃないかと。

ギャラ飲みは“勘違い”を生み出す

飲み会

ボヴ:あとは、そういうサービスを利用するおっさんて、経済力があるのが前提なので、言い方悪いですけど、そこである種の“勘違い”を女の子側に生み出している面があるんじゃないかと思いますね。

――“勘違い”とは?

ボヴ:昼職をやってるOLさんが、自分のお給料だけだと家賃6万円の場所にしか住めない。でも、月に1回パパ活やれば5万円稼げるので家賃11万円の場所でも生活できるとかですよね。

 自力のみでは地味な生活を送らざるを得ない子でも、若さと美貌を引き換えにキラキラできると。それが良いか悪いかは置いておいて。

半グレがまともな商売をすると、意外と成功する

――ちなみに、男性はどうでしょうか。

ボヴ:対象的に、半グレみたいな男の子が大きい店を回して、ものすごく儲けているケースはありますよね。何人か知ってるけど、彼らはセンスがあります。

 それこそ公立の小中で勉強はできないけど、グループのボスになってたような奴っていたじゃないですか。そういった人心掌握術に長けてリーダシップがあるというか、そういう人間が「本気で商売やってみた」という結果なんですよね。

 もちろん、彼らは学歴もないしろくな職歴もないので、ものすごいハンデキャップがあるんですけど。

――悪事に手を染める半グレもいるなか、成功を掴める人はどこが違うのでしょうか。

ボヴ:何より根性がすごいし、シッカリついてくる下の人間を何人か抱えている。

 そもそもまともな場所では相手にされない彼らは、金に対するハングリー精神がものすごい。浮ついた夢見がちな商売は絶対やらないし、彼らが成功するのは理解できますね。

<取材・文/栗林篤 撮影/井野祐真>

【たにやん】
新興上場企業でIRや開示、資金調達をしたり、業績が傾いた会社に呼ばれて管理会計と資金繰りに四苦八苦したり、不祥事の後始末をしたりするお仕事をしてきました。今は会計分野にとどまらず、企業の管理周りの何でも屋さんをやっています

【ボヴ】
公認会計士。零細会計事務所と弱小監査法人を経営しながら、ベンチャー企業の社外役員をさせていただいたり、M&Aにいっちょかみさせていただくことで、ご飯を食べています

元IT企業のサラリーマン。株主優待と家賃収入で細々と暮らすフリーライター。著書に『サラリーマンのままで副業1000万円』がある