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パパ活女子、半グレ社長…会計士は見た!港区の“アブナイ交遊録”

コラム

自分が何で一流になりたいのか考える

ボヴ:そうしたら、気がつけば誰よりも仕事ができるようになっていた。なので、若い頃に全力で考えながら取り組んでみる経験はすごく大事だと思います。

 僕がそこまで行くのに、2~3年かかっていて、その間、頑張り続けるための前提条件として、仕事や組織へ対しての信頼感ってのはありました。

 ありきたりですけど「自分が何で一流になりたいのか」「どんな分野で評価されたいのか」を絞って頑張ってみる感じですかね。

――おふたりとも共通して、軸や極めたいものを20代で確立されていたということですね。

たにやん:それを決めると不思議なもので、ロールモデルというか、見習いたいと思える先生みたいな存在が目の前に現れるんですよ。

成功者のプライベートってどんな感じ?

永瀬隼介

永瀬隼介『特捜投資家』(ダイヤモンド社)

――おふたりとも事業で成功していて、『特捜投資家』にも登場したような華やかな異業種交流会などにも出席されたりしているかと思うのですが、実際にあのようなセレブパーティーはあるんですか?

ボヴ:経営者同士での“接待”と称した“遊び”みたいなものなら結構ありますよね。僕のクライアントは30~40代の経営者で成功してお金持っている人も多いんですけど、彼らって遊ぶとき、六本木や銀座の高級クラブには行かないんですよ

――では、どこらへんで?

ボヴ:西麻布界隈の会員制バーでの飲み会が多いですね。いわゆるギャラ飲み、パパ活の場で、飲み会に参加する女の子には、男性側から2万円くらいのお手当が渡されています。

 参加者には売れないタレントやモデルさんもいるので、まあべっぴんさん揃いですよ。飲みの場でお互いが気に入れば、さらに5万円くらい払って“その先”もあるみたいです。

西麻布のギャラ飲み・パパ活女子の素顔とは?

ボヴ

【ボヴ】公認会計士。零細会計事務所と弱小監査法人を経営しながら、ベンチャー企業の社外役員をさせていただいたり、M&Aにいっちょかみさせていただくことで、ご飯を食べています

――“その先”……!もはや一般人からは遠く離れた世界ですね。

ボヴ:そういうクライアントから後日、「領収書ないんですけど、女の子に渡したお金って経費になりませんか?」と聞かれて「それは駄目です!」と答えるのが僕の役目です(笑)。

たにやん:(笑)。

――西麻布のギャラ飲み女子やパパ活女子はどういうタイプがいますか?

ボヴ:失礼な言い方になるかもしれませんけど、そこまで野心のある子はいない印象ですね。あっても「パパにお店を持たしてもらったけど、すぐ潰しちゃった」とか、そのレベルかと。

 本当は、財務や法律に精通していて、金持ちのおっさんを手玉に取りながらサクセスする女子とか出てきたら面白いとは思いますけどね。そこまでの子は知る範囲ではいないですね。

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