憧れは長澤まさみ。注目のCM美少女・當真あみが語る「10代のうちに叶えたいこと」
昨年7月にリクルートのCMでデビューを果たすや、今年頭のTBS系ドラマ『妻、小学生になる。』を皮切りに、TBS日曜劇場『オールドルーキー』(第5話)、日本テレビ系『霊媒探偵・城塚翡翠』(第3話)、そして年明けはTBS日曜劇場『Get Ready!』、NHK大河ドラマ『どうする家康』への出演も決まった當真あみさん(16)。
直木賞作家・辻村深月さんによる本屋大賞受賞作を劇場アニメ化した、公開中の映画『かがみの孤城』では、不思議な世界に迷い込む中学生のこころ役で初声優にして主演を務めています。怒涛の1年半を過ごした當真さんに、現在の気持ちを聞きました。
初めての声優オーディションにドキドキ
――原作がもともと好きだったと聞きましたが、作品の印象を教えてください。
當真あみ(以下、當真):原作は中学生のときに読みました。ちょっとファンタジー要素が入りながら、それぞれが悩みを抱えていて考えさせられるような作品で、しかもいろんなところに伏線があって、後半に行くにつれてそれが繋がっていくのが、謎解きしているようなワクワク感もあってすごく面白いと思いました。
――こころ役はオーディションで決まったそうですね。
當真:はい。アニメーションの吹き替えも初めてですし、そうしたオーディションも初めてだったので、何をどうすればいいのか全く分からなかったのですが、録音ブースのようなところに入って、すぐに台本を読む形でした。すごく静かで、自分の声も響くので、とても緊張しました。決まったときは本当に嬉しくて、すぐにお母さんに連絡しました。
声だけで演じるのはすごく難しかった
――こころはどんな子だと感じましたか?
當真:ちょっと引っ込み思案な性格で、思っていることを口に出すのが苦手な子だと思います。私自身にも似ているところがあるなと感じたので、理解はしやすかったですが、声だけで演じるのはすごく難しかったです。