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月150万円超稼ぐパパ活女子が「“定期19人”いても新規開拓を辞めない」ワケ

ビジネス

仕送りを止められても大丈夫

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 この半年、月100万~150万円を稼いでいる。痛いおじさんに遭遇するのも日常だが、毎日毎日デートなので忙しい。ホストやメンズコンカフェには行かない。行く時間がない。お金は洋服やブランド物を買ったり、彼氏とのデートに使う。貯金が貯まるばかりの優雅な生活を送る

「そもそも4年で卒業できないけど、就職はしないでずっとこのままパパ活を続けます。あまりにもラクなので普通に働く気になんてならない。お金は数百万円あるので、親に仕送りを止められても大丈夫です」

 2年間付き合っている彼氏には、パパたちとの毎日の肉体デートはバレていない。毎日のように帰りが終電近くなるのは、歌舞伎町のキャバクラでアルバイトをしているからだと思っている。

<TEXT/ノンフィクションライター 中村淳彦>

大学時代から20年以上、AV女優や風俗、介護など、貧困という社会問題をフィールドワークに取材・執筆を続けているノンフィクションライター。自分の価値観を持ち込むことなく、彼女たちが直面している現実を可視化するために、親からの虐待、精神疾患、借金、自傷、人身売買など、さまざまな過酷な話に、ひたすら耳を傾けつづけている
Twitter:@atu_nakamura

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