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月150万円超稼ぐパパ活女子が「“定期19人”いても新規開拓を辞めない」ワケ

ビジネス

19人もいるのに「新規開拓をやめない」理由

 山瀬麗華の日常はパパ活一色だ。大学にはほとんど行かない。お昼過ぎに起床して寝起きでパパ活サイトでの「いいね」をチェック。新規の男性たちにメッセージ、それから19人の定期パパからの連絡に返信する。夜になると、LINE通知がひたすら鳴り続ける。

 スケジュールは平日も休日もパパとのデートで埋まる。パパ活男性は中小企業の経営者が多いので、平日でもどんどんデートが入る。たまに空いた時間ができれば、新規パパとの顔合わせを入れる。19人もいるのに新規開拓をやめないのは、「いつ関係が切れるかわからないから」という危機感からだった

「パパからは頻繁に連絡が来ます。19人もいるので管理が大変。誰かとデート中に急に別の人から会える?って連絡があったら、何時以降だったら大丈夫って返す。定期パパは何度も会っているよく知っている人たちなので、何時に終わるとかわかる。そんな感じ」

卒業するつもりも、就職するつもりもない

デート 男女

 定期パパの年齢は31~60歳。19人全員と肉体関係がある。デートのときには基本的にセックスを求められる。そして一度のデートやセックスで3万~6万円をもらう。洋服や持ち物はすべてパパから買ってもらったもので、食事はパパとのデートだけで賄える。歌舞伎町を中心に活動するが、パパ同士が鉢合わせしないように渋谷や池袋、錦糸町にも行き、パパが暮らしている地域に出向くこともある。

「もう、大学を卒業するつもりも、就職するつもりもないです。ずっとパパ活をしていたいかな。ラクだし、ラクすぎるし」

 山瀬麗華は笑いながら、そう言う。4年前、東北の田舎から大学進学のために上京している。この4年間にいったい何があったのだろうか。

「高校のとき、田舎が嫌になって、なんとなく東京に行きたいなって思った。それで大東亜帝国の指定校推薦をとって、上京してすぐ歌舞伎町のガールズバーで働いた。夏休みから区役所通りにある店でキャバ嬢になった。で、2年生になってコロナになってからはキャバとパパ活です」

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