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アクセンチュア研修で感じた不穏な空気…「地獄の底にいる人」ほど実は得するワケ

キャリア

 こんにちは、伊藤祐@TasukuIto5)です。Zenyum Japan(ゼニュムジャパン)という透明マウスピース矯正サービス企業の代表取締役社長を務めております。

大手企業

※画像はイメージです(以下同じ)

今回は、ぼくが新社会人時代に経験したツラかったエピソードを紹介しつつ、「ツラい経験は実はトクなのでは説」を提唱させていただければと思います。

アクセンチュア研修で感じた不穏な空気

 ぼくは大学時代にあまり頭を使っておらず、徒手空拳でコンサル大手の「アクセンチュア」に入りました。英語ができるわけでもシステムに詳しいわけでも、対人コミュニケーション能力に優れているわけでもないまま、社会人生活に突入することになりました。

 当初、「せっかく入れたんだし、一生懸命頑張って偉くなるぞー」と無邪気に思っていたのですが、研修のときから少し不穏な空気を感じていました。周りの人が軽々こなしていることが、自分には全然できないのです。その不穏な空気は、プロジェクトに入ってからより明確な形を取りました。

 仕事のスピード、求められるレベルが当時の自分には信じられないほど高く、何をどうすればいいのか、何ができておらずわかっていないのかもわからない、そんな状況でした。「偉くなるぞー」という無邪気な思いは一瞬にして粉砕され、「とにかく今の状況を少しでも何とかしないと……」という焦燥感に身を焦がし続ける毎日でした

ツラくて本当に苦しい毎日

仕事

 さらにツラいのは、先輩や上司はもちろん同期や後輩たちも涼しい顔で仕事をこなしていたことでした。彼らは非常に優しくもあり、親身に相談に乗ってもくれましたが、それがまた自分の劣等感をチクチクと刺激しました。「周りのみんなができることを、自分はまったくできない」というのは、とても悔しくツラく切ないことでした。

 そのとき、ぼくは「どんなに長時間労働だろうが構わない。人並みに仕事をこなせるようになり、役に立っている実感があり、”楽しいな”と少しだけでも思えたら、他には何もいらない」と心底思っていました。お金でも自由な時間でもなく、「人の役に立って、少しでも楽しいと思えること」がウソ偽りなく自分が本当に欲しいものだったのです。それを心から欲するほど、「人の役に立てておらず、毎日がツラくて本当に苦しい」と思っていました。

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