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「アットホームな職場」がなぜ“ブラック”に感じるのか?居心地が悪い職場のワナ

キャリア

日本人は生産性が低い」。昨今、こんな言葉をよく耳にするようになりました。まるで個々の働き手の責任のようにも感じられますが、生産性の高低は、必ずしも私たち個人の責任ではなく、時代、景気、環境、職場、人間関係……自分の頑張り以外のさまざまな要因が絡み合っています

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※画像はイメージです(以下同じ)

 これまで400以上の企業・行政機関に携わってきたワークスタイル&組織開発専門家の沢渡あまね氏は、「生産性も働きがいも、仕事は職場が9割」と言います。むやみに自分を責めたりネガティブになる必要はまったくないそうです。今回は沢渡氏の著書『仕事は職場が9割 働くことがラクになる20のヒント』から、一部抜粋・編集してご紹介します。

「アットホームな職場」はブラックかもしれない!?

「アットホームな職場」を謳い文句にする組織は要注意、そんな説があります。アットホームな家族感を押し出し、ウェット過ぎるコミュニケーションやサービス残業のような給料以上の仕事を要求する、つまりブラック企業・ブラック職場の可能性があるという見方です。

 すべてがそうとは言いませんが、ここでは別の切り口で、この言葉を考えてみたいと思います。

「アットホーム」――まずはホームの意味をどう解釈するか、家族なのか家庭なのか、という問題がありますが、おおむね「家庭にいるような温かさがある」との意味だと思います

なぜ「ホーム」という表現を使うのか?

沢渡あまね氏

沢渡あまね氏

 職場で働く人々が、助け合い、補い合い、支え合う。それは、大いに歓迎すべきことです。モチベーションや生産性の向上にも繋がります。しかし、前述のような要素は、「チーム」の機能とほぼ変わりありません。

「チームワークがよく、働きやすい職場です」。表現としては、これで過不足がありません。では、なぜわざわざホームなる、ある意味、職場とは相反する表現を使うのでしょうか?

 ひとつの見方として、職場と働き手を同質化させることで、モチベーションを高めようとしている職場であると考えられます。

 チームよりもさらに仲間意識が強く、和気あいあいとした雰囲気。ホームによって加えられるニュアンスは、このようなものではないでしょうか。

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