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賃貸派のあなたにそっと耳打ちする、購入すると幸せになる理由

3:住宅ローンの破綻リスクは思ったほど高くない

住宅とお金

 長期の住宅ローンなんて怖いと感じる方。ごもっともです。

 私も最初に住宅ローンを組んだときには「これから何年も払い続けられるのか」と考え、ハンコを押す手が震えたものです。

 住宅金融支援機構の「フラット35」貸出データから、住宅ローンを払えずに破綻するだいたいの発生率がわかります。その割合は2014年で年あたり0.35%ほど。かなり低い確率であることがわかります。しかも、これは金利が比較的高い「フラット35」を元にしたデータです。

 銀行が提供する住宅ローンは、現在変動金利で0.5%程度ですから、銀行の儲けを考えると破綻率0.1%以下で見込んでいることになります。

 住宅ローンが払えなくなるパターンで多い人は、ズバリ【年間住宅ローン支払い額÷世帯年収が25%を超えている人】。それ以下に支払いを抑えた人と比べて破綻率が跳ね上がり、約2倍となります。

 住宅購入に変な背伸びをせず、堅実な予算で住宅購入を行えば、リスクをかなり抑えることが可能なのです。

4:住宅クオリティをあげることによる生活の向上

 第1項で述べたように、質の悪い日本の賃貸専用住宅に慣れた体で分譲マンションに移ると、あらゆる面で生活が快適になることに気づくはずです。そして良質な住宅は、QOL(=生活の快適さ)を著しく向上させるのです。

 結露しない窓、広くつくられたバルコニー、傷つきにくい床、大きい窓、天然石のカウンターキッチンなど……。QOL向上自体にお金を払うことに、きっとご自身が大きく納得されるはずです。

 1棟数百戸といった大規模物件なら、自宅以外にも広大な庭や多彩な共用施設、眺望を楽しめるスカイラウンジなどを利用できることもあります。新築時の物件規模で値段はさほど変わらない(小規模も大規模も面積単価は一緒)ので、できればこうしたオマケが多くつくところを選ぶと良いでしょう。

コスパの向こう側に思わぬ“価値”が

カーテン

 物件自身がランドマーク的価値があるものになると、住宅によるQOLが上がるだけでなく、所有欲も満たされるようになるでしょう。

 今の若い人はコスパ最優先の人が多いと聞きます。でもおじさんから見ると、人生ってコスパのみの追求では行き詰まることも多いです

 コスパの先にあるものを取ると、そこには思っても見なかった効果が見えるものです。

<TEXT/のらえもん>

湾岸タワマンに住んでいるという設定の湾岸妖精(ブロガー)。「マンション購入を真剣に考えるブログ」を運営。人間界ではいたって普通の都内勤務サラリーマン。著書に『専門家は絶対に教えてくれない! 本当に役立つマンション購入術』(廣済堂出版)など

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