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世帯年収550万円の夫婦が都内で家を買うのに「現実的な最適解」を考えてみた

マネー

 マンションブロガー、のらえもんです。なかなかこの連載(20代社会人にこっそり教える首都圏不動産のお話)を書かない私に、担当編集が業を煮やしてお題を命じてきました。「世帯年収550万円の世帯が家を買おうとしたとき、具体的にどうすればいいんですかね」。なかなか難しいお題です。

不動産購入 夫婦

※イメージです(以下、同じ)

 さて、本連載は「20代上京男性向けの住宅購入指南」であります。ともに28歳、新婚2年目で、東京に通勤で通う共働き夫婦Aさんを仮定してみましょう。

都心勤務の世帯年収550万円夫婦

 2人はお互いの職場(夫は八重洲、妻は人形町)に30分以内で行ける錦糸町近辺の40平米前後12万円、1LDKのマンションに住んでいます。

 子どもは30歳過ぎたくらいでできればいい。さすがにこの広さでは子育ては難しいので、どこかに引っ越したい。どうせなら賃貸よりも購入のほうがいいけど、とっかかりがわからない。錦糸町の新築物件価格を調べたところ、絶対に自分たちには届かないと感じたので、広く他のエリアも含めて検討したい。

 夫は正社員で収入は現在330万円、妻の収入は派遣で220万円というカップルです。なかなかいそうなプロフィールですね。

借りやすいところほど、金利が高くなる住宅ローン

 住宅ローンは金利で毎月の支払額、ひいては購入可能額が変わります。例えば、同じ35年払い・借入額3000万円としても、

金利0.5%:月返済額7万7875円
金利1.37%:月返済額8万9956円

 と、毎月約1.2万円も違うのです! 住宅ローンは、ネット系銀行が一番安い金利を提示しています。しかし、どんな人でも金利が安いネット系銀行で借りられるわけではなく、「属性」が関係しています

 この属性とは、勤務先・年収・雇用の安定性などを見られるわけですが、派遣社員だと金利が安い住宅ローンの本審査に落ちてしまう傾向があります。本シミュレーション上では妻が派遣社員ですので、ここが引っかかりますね。

 一般的に住宅ローン金利の安い順に並べると、ネット系銀行→メガバンク・信託系銀行→地銀→信金・信用組合など→フラット35となりますが、借りやすさは逆順です。

 フラット35は政府系金融機関である住宅金融支援機構が提供する住宅ローンです。金利は長期固定でリスクは小さいのですが、ネット銀行をはじめ、民間銀行が提供する変動金利などに比べると、毎月の支払額は膨らむことになります。

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