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彼女の仕事に嫉妬!LINEでキツい言葉を投げてしまった男性の末路

コラム

LINEで八つ当たりしてしまった結果

LINE

 自分のイライラを抑えられなかった菅野さんでしたが、このやり取りを終えてからは激しく後悔していました。しかし、どうしてもイライラを抑えられず、謝ることもできないまま連絡を取らない日が数日続いたのです。その間、Kさんからの連絡も来ることはありませんでした

 お互いに連絡を取らないまま1週間ほどが経ち、Kさんへの申し訳なさや仕事の疲れで思い悩む菅野さんのもとに、Kさんから「会って話したい」と連絡がきます。菅野さんは確実に別れを切り出されると思ったものの、このままにする訳にはいかないと感じていたため週末に会うことにしました。

 Kさんの家に呼ばれ、複雑な心境で訪れた菅野さん。そんな菅野さんの気持ちとは裏腹に、Kさんは「いつもお疲れ様」と明るい笑顔で迎えてくれました。そして拍子抜けしている菅野さんの前に、Kさんが用意してくれたたくさんの料理が並べられたのです。しかもそれは菅野さんの好物ばかりでした。

待ち構えていたのは…

LINE

「それを見た瞬間に自分でもよくわからないくらい泣いてしまってKも少し慌てた様子でした。それからKは少し前から僕が仕事で悩んでいることに気づいたこと、でも自分の仕事が楽しくて辛さを理解できていなかったことを教えてくれました

 それから僕からのLINEを見て自分がデリカシーの無い態度や発言をしていたことに気づいたと言っていました。そのお詫びに好物をたくさん作って謝ろうと思っていたと……僕はここでまた泣きそうになりました」

 菅野さんは態度で気づかれてしまうほど余裕がなくなっていたことにそのとき気づき、そして改めて自分の行動や言葉を大反省したそうです。それから何度もKさんに謝り、その日は久しぶりに2人でゆっくりと過ごすことができました。そしてこの日をきっかけに、菅野さんの心境に変化が現れます。

「なんだか心が軽くなった気がして、仕事への気持ちも変わったんです。できないときでも焦らないよう意識したらストレスを感じにくくなって、だんだん心にも余裕ができてきました。まだ絶好調とは言えないですが、仕事もうまく行きはじめています。それと、前よりもっとKのことを好きになって、ずっと一緒にいたいと強く思うようになりました。実は今、プロポーズに向けて準備中です」

<TEXT/つる>

食べること、お酒、音楽、辛いものが大好き。30代になっても派手髪から抜け出せません。外に出るのはお酒が待っている時だけという姿勢を崩さず、今日も適当に生きています

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