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彼女の仕事に嫉妬!LINEでキツい言葉を投げてしまった男性の末路

コラム

 仕事がうまくいっていないと、イライラしてしまったり、仕事ができる周囲の人を妬ましく思ってしまったりしたことがある人も少なくないでしょう。今回はそのイライラやモヤモヤを彼女にぶつけてしまい激しく後悔した男性のエピソードを紹介します。

仲直りしたい男女

※画像はイメージです

 とあるメーカーで企画職をしている菅野大毅さん(仮名・27歳)は、人間関係は良好で仕事や職場にも不満は持っていませんが、最近、自分の企画が通らず悩んでいました。そんな菅野さんには先輩がセッティングした合コンで知り合ったKさんという1歳年下の彼女がいます。

同じ職種でカップルになった

「Kは明るくてハキハキとしている子で、出会ってすぐに僕から惚れて付き合うようになりました。別の会社ではありますがKも同じ企画職をしていて、同じ職種ならではの悩み相談とかあるあるネタとかを言い合うこともあって気が合うし、関係はよかったです

 付き合って1年以上になる2人は、これまで大きな喧嘩もなくお互いを尊敬しあっていたそうで、菅野さんはKさんとの結婚を意識することもたびたびありました。しかし、そんな2人の関係が崩れ始めるのは、Kさんが仕事で成果を上げ始めた頃だったのです。

 相変わらず仕事があまりうまくいっていないと感じていた菅野さんですが、この頃Kさんから「企画が通った」「リーダーに抜擢された」など、仕事でさまざまな成果を上げていることをLINEや直接会った際に聞いていました。

頑張っている彼女を素直に喜べない

LINE

※画像は取材を元に編集部とライターにて作成(以下同じ)

「仕事に行き詰まっていなかったら素直に喜べていたんだと思いますが、この頃はKからそういう話をされるたびにもやもやしてしまっていて心から喜べなかったんです。会うたびに楽しそうにしているKを見てイライラしてしまう自分がいて、それもすごく嫌でした

 楽しそうなKさんの姿を見るたびに嫉妬でイライラしていた菅野さん。さらにこの時期に部署の繁忙期を迎えて残業が続いており、ストレスと疲れも溜まっていたそうです。こういったさまざまな要因が重なって、2人の間には溝ができ始めていたのかもしれません。

 そんなある日のこと、いつものようにLINEでやりとりしていた菅野さんとKさん。何気なくKさんから仕事のことについて話を振られた菅野さんは、この頃ピークに達していた疲れとストレス、そしてKさんへの嫉妬心から普段なら言わないような強い言葉を送ってしまったのです。

「本当に余裕がなくて、Kがいつも通りに話しているだけだとわかっていながら突き放すような言葉を衝動的に送ってしまったんです。送ってからマズイと思ったんですが、すぐに既読が付いて少し怒っているような返信が来ました。でもそれ以上はKも触れず、そのままLINEでのやり取りは終わりました」

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