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「ゆるキャン△」ご当地グルメのウソorホント。地元県民が“ゆる~く”解説

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Q.「ほうとう」、アニメ作中に出る作り方で正解なの…?

――A.「フリースタイル」バクシン中のほうとう。具材は家庭ごとに違うのでなんともいえない。

「山梨県の名物グルメ」と言われて一番に思い出されるもののひとつが煮込み料理「ほうとう」だろう。アニメ第9話では「野外活動サークル」の部長・大垣千明が静岡生まれの各務原一家に山梨料理「ほうとう」を作る場面が登場した。深夜にお腹を空かせながら見た人も多いのではないだろうか。

 アニメのなかでは野菜や肉を切って麺とともに味噌で煮込むという結構大雑把な作り方で紹介されたほうとうだが、ほうとうのスタンダードスタイルはゆるキャン△の中で出てきたような作り方でOK。

 しかし、煮込み料理の作り方や具材が家庭によって異なることはよくあることだ

ジビエ肉、ラーメン…変わり種も

 山梨県東部の郡内地域ではジビエ肉を使ったり、さらにはまるでカレーのように煮込んで寝かせた「2日目のほうとう」と呼ばれる作り方や、ラーメンとかけ合わせた「ラーほー」なるキメラほうとうも存在するなど、県内のほうとうはフリースタイルの道を驀進し続けている。

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「麺のみ」を買って、あとは好きな具と味付けで楽しめば気分は山梨県民

 山梨県内では「ゆるキャン△」のキャラクターをデザインしたほうとう(麺と味噌スープのセット)も販売されている。聖地巡礼の際に購入して、キャンプ地でお好みの具材を使い思い思いのフリースタイルほうとうを作ってみてはどうだろうか。

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