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数センチのズレが命取り。ゴルフで5打縮めるための“ルーティンの極意”/三觜喜一

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スパットはどこに設定すべき?

ゴルフ

画像はイメージです

 もうひとつ、ラインを読む際の基礎として知っておいてほしいのが“スパットの位置”。グリーン上でピンまで5ヤードの位置につけたとき、あなたならどのあたりにスパットを設定しますか?

 ボール寄り、ピンとボールのちょうど中間あたり、はたまた傾斜によってボールが曲がり始めるであろう位置……おそらく、いろんな意見があると思います。しかし、「ボールの1~1.5m先」というのが最適なスパット位置。より具体的に言うと、アドレスした際に“頭を動かさず目の動きだけで確認できる位置”にスパットを設定すべきなんです。

 アマチュアの中には、アドレスに入ってからもピンを見て、ボールを見て、またピンを見て……と頭を動かし続ける人が少なくありません。これだけ顔を動かしてしまうと、せっかくボール後方で描いたラインのイメージが薄れてしまいます。ラインを読んだのならそのまま直線的にアドレスに入り、頭を動かさずとも視界に入るスパットに向かって打つ。これがもっとも正確なパッティングをするためのルーティンなのです。

【Lesson46 結論】
ライン読みは“利き目”だけで行い、スパットはボールから1~1.5m先に設定

<構成/舟山俊之>

(みつはしよしかず) PGAティーチングプロ。’74年、神奈川県生まれ。日本プロゴルフ協会認定ティーチングプロA級。ジュニア育成、ツアープロコーチとしても活躍。YouTubeの「三觜喜一MITSUHASHI TV」は登録者数40万人超

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