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すべてのストレスの根本原因は3つ。食生活も大きな原因に

 労働安全衛生調査によれば、仕事で強いストレスを抱えている労働者は59.5%に上ったという。

ストレス

※画像はイメージです

 さらに、今年は不安定な気候で不快な気分に苛まれている人も多い。そこで日頃のイライラをなくすべく、世界の有名大学が研究し、導き出した最新のストレス解消法を紹介する。

3つの根本原因を取り除けば、ストレスは解消できる!

 数多くの研究論文を読み解き、100以上のストレス解消法を熟知するサイエンスライターの鈴木祐氏によると、「あらゆるストレスの要因は3種類に集約できる」という。

「1つ目は思考のアンバランス。これは考え方や物の見方に偏りがある状態を意味します。勝手に嫌われていると決めつけるなど、根拠のないネガティブな決めつけ思考によってストレスを溜めていっている状態です。

 2つ目は栄養のアンバランス。不摂生な食事で栄養が足りてないと、脳機能が低下、メンタルが弱くなり、記憶力や集中力まで低下してしまうのです」

心理療法でも取り入れられる受容の精神

ストレスを引き起こす3要因

主に生活シーンでは思考と受容のバランスをどう整えるかが重要。マイナスに決めつける「思考」の癖を改善しつつ、ネガティブな出来事は必ず起こるものという「受容」の精神を育てられるかどうかでストレスを軽減できる

 そして、3つ目の原因が受容のアンバランスだ。

「問題をありのままに受容できず、現実を否定するせいで不安が増大し、ストレスが溜まります。受容の精神という考え方は、心理療法の世界で成果を出し始めており、アルコール依存症や神経症などの治療現場でも活用されています。

 ただ、ストレスにはデメリットばかりではありません。スタンフォード大学の研究では、ストレスのもととなる不安やイライラをあえて肯定的に捉え、トラブル対処のモチベーションへ変えたという報告があります」

 この3つの根本原因を除けば、ストレスは解消、健康を取り戻せるのだ。

【鈴木 祐】
サイエンスライター。’76年生まれ。年に5000本の科学論文を読む。著書に『超ストレス解消法 イライラが一瞬で消える100の科学的メソッド』(鉄人社)

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