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円安&インフレに負けない「資産防衛術」とは?推奨銘柄をマネー賢者に聞く

コラム

ぽんちよ氏の注目銘柄3選

トヨタ自動車

トヨタ自動車 © Dmytro Varavin/Dreamstime.com

【三菱UFJFG(東プラ・8306)】
株価:733円
配当利回り:3.82%
PER:8.28倍/PBR:0.54倍
最低取得価格:7万3300円
2期連続の増配を発表し、配当利回りは4%超えが予想される。「配当性向40%で株主還元の姿勢を見せている。配当利回り5%以上の三井住友FGも注目です」

【トヨタ自動車(東プラ・7203)】
株価:2095円
配当利回り:2.48%
PER:10.20倍/PBR:1.25倍
最低取得価格:20万9500円
今期2割の減益見込みを発表したが、株価は堅調。「円安と言ったらトヨタというイメージがマーケットの注目を浴び、結果的に株価を支えています」

【信越化学(東プラ・4063)】
株価:17340円
配当利回り:2.3%
PER:14.40倍/PBR:2.10倍
最低取得価格:173万4000円
昨年は一時、期待含みで半導体業界に風が吹いたが、いまは落ち着き気味。「高額ではありますが、ネット証券を使って1株単位で購入すれば集中投資にならず持ちやすい」

※株価は6/14時点

メタバースやNFTなど目新しい銘柄に注目

 一方、個人投資家の有限亭玉介氏@kabureport_cat)は目下の状況を「相場が下がっているからこそ、逆張りしやすい」と分析する。特に、メタバースやNFTといった目新しさのある銘柄に注目するのが吉だとか。

「就活支援サイトを運営してメタバースにも積極的なポートや、NFTアートのオークション事業を手がけるShinwa Wise Holdingsは時価総額がまだ低いぶん、IRの発表次第で株価が跳ね上がるチャンスがあります」

 また、不動産DXが好調なマーキュリーリアルテックイノベーターも「市場拡大の余地がある」と熱い視線を送る。

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