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元電通マン30歳が目指す「残業のない社会」。寝ている間に仕事が進むカラクリも

ビジネス

全員がWin-Win-Winになれるビジネスを

三浦健之介

嫌いなことはやり続けない

――三浦さんは大変な場面に遭遇した時、どのようにメンタルを維持しているか教えてください?

三浦:個人的には、過去1番タフだった時を思い出して「あの時ほどじゃないな」と思うことですかね。社会人なりたての頃は土日出社や終電過ぎまで連日、残業を繰り返していて、今思い返してもハードな生活を送っていましたこともありまして……。当時に比べたら、今なんて大したことはないと心の底から思えます。

――三浦さんのように好きなことを軸にした人生を送るためのアドバイスがあれば聞かせてください。

三浦:「嫌いなことはやり続けない」ですかね。僕は毎日好きな時間に起きて、好きなものを食べて、好きな人と好きなことをしながら生きていきたいと思っています。嫌いなことをやっている暇がないんです。よく「僕好きなことがなくて……」と言う人もいますが、好きなことを探す前に自分の人生を蝕んでいる「嫌いなこと」をなくすことから始めてみたらいいのかなと思います。

――最後に今後、Timewitchが目指すビジョンを教えてください。

三浦:日本に対しては「残業のない社会を創る」、Witcherに対しては「好きな国で楽しく働いている人のコミュニティを創る」です。誰かに不幸のしわ寄せがある状態のビジネスは永続性に欠けると思いますし、何より僕が嫌です。僕はクライアントの日本企業も、海外在住のWitcherも、そして自分を含む弊社のメンバーも、全員がWin-Win-Winになれるビジネスを展開していけるよう、頑張っていきます。

<取材・文/日比生梨香子 編集/ヤナカリュウイチ(@ia_tqw)>

フリーライター。サブカルチャーとグルメ、自由業のキャリアに関心があります

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