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『アメトーーク!』で話題の一冊も!「売れているビジネス書」ベスト10

学び

学生時代に読んでおきたかった!

思考の整理学

『思考の整理学』(外山滋比古、筑摩書房)

 今月の第2位は、新学期にもぴったりの『思考の整理学』でした。この10年、東大・京大でもっとも読まれた本として話題の本書は、驚異の263万部突破。時代を超えた不朽の名著として多くの人に愛されています。

 学校では従順にいわれるがまま勉強する人が評価されるため、自力で飛ぶことができない「グライダー人間」ばかり生み出していると本書は批判します。社会人になって「丁寧に教えてもらえる」機会が減って戸惑っているとしたら、本書が心強い味方になってくれることでしょう。

スマホのことが頭から離れません

スマホ脳

『スマホ脳』(アンデシュ・ハンセン、新潮社)

 目的があってスマホを手に取ったはずなのに、気がついたら違うことをしてあっという間に時間が過ぎている――。無駄な時間を過ごしてしまったとがっくりきてしまいますが、スマホいじりがやめられないのはどうしてなのでしょう。

 2021年上半期ベストセラーでもある『スマホ脳』は、スマホやSNSは脳の報酬系を刺激して依存させると指摘します。スマホは「我慢できないようにできている」のです。スマホに削がれた集中力を取り戻し、心の不調を改善するヒントが満載の本書は、一度は読んでおきたい一冊です。

怒らないこと

怒らないこと

「アメトーーク! 」(テレビ朝日)12/2放送。本屋で読書芸人で紹介され大反響!怒らない人にこそ智慧がある。人類史上もっとも賢明な人、ブッダは「怒り」を全面否定しました。その真意を平明に解き明かします

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