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全ての女性を可愛くしたい!イガリシノブが、メイクに込めた想いとは?

暮らし

 近年、女性誌などで目にする「おフェロメイク」。

イガリメイク

『イガリメイク、しちゃう?』(イガリシノブ、宝島社)

 これは、おしゃれ+フェロモンを組み合わせた造語で、健康美と色気を演出するメイク法として、多くの女性から支持されているものです。

 9月2日放送の『情熱大陸』(MBS)では、そんな「おフェロメイク」火付け役となったヘアメイクアーティスト、イガリシノブさんの密着取材の様子が紹介され、「メイクへの想いに共感した!」と話題になりました。

弱みを強みに! 心をメイクし、顔はすっぴんに?

 イガリさんは、斬新な理論と確かなメイクテクニックで多くの女性を虜にしてきたヘアメイクアーティストです。イガリさんのメイクの最大の特徴は、メイクした相手のコンプレックスを強みに変えて、その人の持つ魅力を引き出すところです

 同番組内では、一般人をメイクアップする企画の様子が紹介されました。イガリさんは、メイクの最中の雑談から相手の人柄をとらえ、その人となりをメイクで表現していきます。

 メイクを受けたイガリさんのファンの女子大生は「(メイク前と)全然顔が違くてびっくりしました」と嬉しそうに話し、また「(自分のコンプレックスを活かす)イガリさんのメイクを自分でも実践していきたい」と、インタビューに答えていました。

 イガリさんは自身のメイクにおける心情をこう語ります。

「メイクをするとマインドが変わる。私可愛いという自信がつく。すっぴんになったときに、かわいいという自信だけを残したい。(ついた自信を残して)みんなをすっぴんにしたい」

さまざまな分野を経てメイクの道へ

 イガリさんは1979年、横浜生まれ。

 小学校では水泳、中学高校では剣道に打ち込みます。剣道では県大会で優勝する程の腕前だったものの、その後はデザインの道を志し、ロンドンへ留学。

 ヘアメイクを始めたのは24歳の時です。さまざまな分野を経て、今の仕事を「やっと14年続けている」と語るイガリさん。「今、一番メイクしてみたい相手は?」との質問に対し、“一つのことをやり続けている”「アスリート」だと即答します。

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