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ゲレンデで“リフト相席”、見知らぬ男女の恋は実る?仕掛け役は大手マッチングアプリ

ビジネス

 運命の出会いを体験できるサービスが誕生した。マッチングアプリ「Omiai(オミアイ)」を運営する株式会社ネットマーケティングは1月17日、ゲレンデでの男女の出会いを提供するマッチング企画「Omiaiリフト」を発表した。

ゲレンデ 男女

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 株式会社オープンハウスとタッグを組んだこの企画、同社が2021年12月から運営事業を開始した「群馬みなかみほうだいぎスキー場」が舞台になる。「レーンを抜けた先で男女がマッチングし、リフトに乗車している5分間会話を楽しむ」いうトレンディドラマのような出会いが演出されるのだ。

 今回の記事では、Omiaiリフト誕生の背景や利用客の反応など、株式会社ネットマーケティングのマーケティングPRチームの柴田昌美さんに話を聞いた。

スキー場を盛り上げるアイデアだった

 まず、Omiaiリフトを企画した背景として「オープンハウスさんがスキー場を盛り上げるために、『ゲレンデマジックの体現はできないか?』というマッチング企画を検討されていたタイミングで、弊社がパートナーとして声をかけてもらいました」と柴田さんは話す。

「弊社とオープンハウスは昨今の婚姻率低下や少子高齢化といった社会問題に取り組んでおり、地方自治体との官民連携プロジェクトの実施にも力を入れています。そんな両社の方向性が一致してコラボすることになりました。

 その後、会議を重ねたのですが、初期段階から『リフトを活用したマッチングサービスはできないのか?』という考えがあり、リフトを軸に企画を膨らませた結果、今回のような形に行き着きました」

相席リフトを堪能するため様々な工夫が

Omiaiリフト

男女別のエアトンネルから入場する

 当然、前例のない企画であるため、さまざまなリスクを想定。特に乗車レーンに男女別で進んでもらう“エアトンネル”の設置には苦労したと話す。

「今回のイベントでは必須になる“エアトンネル”を設計してくれる業者探しから、その業者を通じた海外業者への発注、実際に雪上に設置しての実験など……壁は多かったです。また、現場での設置自体は半日程度ではありましたが、配置や風向き、リフトへの入射角度など、リフトを安全に作動させつつ、2人の空間が堪能できるように工夫しました

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