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「片付ける気力もない」20代女性介護職の“ゴミ屋敷“の実態を清掃業スタッフに聞く

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ゴミ屋敷化はいずれ孤独死にもつながる

掃除機

※イメージです

 自宅のゴミ屋敷化は、心身ともにむしばまれてしまう。では、どうすれば防げるのか。現場を知る一人として、鈴木さんはメッセージを伝える。

「家の中は心の鏡です。心身ともに健康でないと、仕事もプライベートも上手くいかなくなる可能性もあると思っています。シンプルに、生活の範囲だけは面倒臭がらずキレイに。急病もあるためリスクをゼロに減らせるとは言えないものの、他人に見せても恥ずかしくなく、ガスの工事が入っても家族が突然訪れても何があっても対応できる状態にしておいてほしいです

 コロナ禍でみんながマスクをするようになったのと同じく、自分の健康についても掘り下げていってほしいと思っています。例えば、ゴミの回収も週に何度かあるかと思いますが、最低でも一度はゴミをまとめてきちんと出す。わずかな手間を惜しむだけで悪い結果を生むリスクも高まってしまうので、自分をもっと大切にしてほしいです」

 1日の中にほんの少しだけでも、片付ける時間を設ける。「家の中は心の鏡」と肝に命じて、日々過ごしたいものだ。

<取材・文/カネコシュウヘイ>

フリーの取材記者。編集者、デザイナー。アイドルやエンタメ、サブカルが得意分野。現場主義。私立恵比寿中学、BABYMETAL、さくら学院、ハロプロ(アンジュルム、Juice=Juice、カンガル)が核。拙著『BABYMETAL追っかけ日記』(鉄人社)。Twitterは@sorao17

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