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好意に気づかないフリを続けて…恋愛経験なしの男性がLINEのやり取りで後悔

コラム

 相手の好意に気づいているのに、確信がないから自分からアクションを起こせないという場面は少なくないはずです。そのせいでうまくいくはずの関係がそうでなくなってしまうことも……

恋愛

※画像はイメージ

 今回は気になる女性からの好意に気づきながらも、恋愛経験がなく一歩踏み出すことができなかった男性のエピソードを紹介します。

恋愛経験ゼロ

 大学を卒業し、新入社員として現在の会社に入社したばかりの森下雅紀さん(仮名)は、大学まで恋愛経験ゼロで、女性と話すのも苦手でした。しかし入社した会社で彼の教育係についたのはKさんという2年先輩の女性社員。はじめはほとんど目を見て話すことができなかったそうです。

「高校は男子校だったし大学も男子ばかりのサークルでゼミの友達はあまりいなかったので、本当に女性と面と向かって話すのが苦手で……。社会に出るときに必ず女性とは関わらなければいけないと覚悟はしていましたが、だからといってうまく話せるわけではなく。それでもKさんはずっと優しく接してくれて、僕が恋愛経験がないことを知っても馬鹿にすることもありませんでした

LINE

※画像は取材を元に編集部とライターにて作成(以下同じ)

 女性は苦手でもつねに優しく接してくれ、そして丁寧に仕事を教えてくれるKさんとは徐々に話せるようになってきた森下さん。会社でもプライベートな話をよくするようになり、LINEを交換して頻繁に連絡を取り合うようになっていきました。

彼女の好意にも自信が持てない

 LINEを交換してからしばらくしてかなり2人が打ち解けてきた頃から、森下さんはKさんのある気持ちに気づき始めます。それは自分への恋愛的な好意でした。しかし、恋愛経験のない森下さんは確信が持てず自信もないため、何もアクションを起こすことができません。

Kさんからたびたび『デートしよう』とか『私が君の彼女なら〇〇なのに』みたいなLINEが送られてくるんです。そりゃ僕に好意があるんだなって思うじゃないですか。でもKさんは社内でも人気があってとても綺麗な人だから、僕なんかを好きになるはずがないって思ってしまって、好意に気づかないフリをするしかできなかったんです」

LINE

 明らかに気があることを匂わせてくるKさんに対し、どうしても踏み出せない森下さん。そんな関係が半年ほど続いた頃、Kさんが別の部署に異動することになってしまいました。それから仕事で関わることもほとんどなくなり、次第にKさんからのLINEも減っていきます。

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