くら寿司、客が途切れない「SNS映えする巨大店」の秘密。クレープや撮影スポットまで | bizSPA!フレッシュ

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くら寿司、客が途切れない「SNS映えする巨大店」の秘密。クレープや撮影スポットまで

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 2021年12月9日、明治通りに面した原宿のメインストリートに、くら寿司原宿店がオープンした。くら寿司としては、3店舗目のグローバル旗艦店となる。

くら寿司原宿店

くら寿司で3店舗目となるグローバル旗艦店、色とりどりの提灯や浮世絵が目立つ

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 通常店舗に比べて約2倍のおよそ700平方メートルで、座席数は245席を数える。各テーブル席は障子で区切られた半個室型で、周りが気になる人でも食事に集中できる。テナント代や人件費の関係もあり、価格は1皿132円と通常店舗の110円に比べて少々割高だ。

 店舗のスケールだけでなく、豪華な内観も目を引く。入り口付近には、色とりどりの提灯が飾られ、壁一面に浮世絵が描かれている。正面にはクレープを作る専用のスイーツ屋台があり、撮影も可能だ。バラエティ性に富んだ仕掛けが豊富な「くら寿司原宿店」の様子をレポートしたい。

撮影スポットから都内が一望できる

 客席の奥側には、撮影スポットとして、原宿の外観が見えるテラスや、都内を一望できるバルコニーが用意されている。

くら寿司原宿店

客席の奥に広がるテラス。窓からは明治通りを挟んでラフォーレなどが見える

 飲食はできないものの、座席で頼んだ商品を持って屋外で撮影を楽しめる。テナントを借りたときにテラス席があったため、そのまま活用したのだそう。テラスからは、ラフォーレ原宿などがひしめく明治通りを一望でき、“原宿らしさ”が堪能できる撮影スポットに

Z世代を狙った店舗作りに

くら寿司原宿店

くら寿司広報宣伝IR本部 広報部の岡柳澪さん。写真は原宿店のボックス席で、障子がついた半個室型になっている

 あくまで回転寿司でありながら、SNS映えを意識した店内。客席以外の撮影スポットまで充実させ、アフターコロナのリベンジ消費が見込めるZ世代を狙う。

 くら寿司株式会社広報・マーケティング本部 マーケティング部の岡柳澪さんは、グローバル旗艦店を原宿に構え、内観にこだわった理由をこう語る。

「くら寿司のコンセプトは『食×エンターテインメント』です。ただ単にお寿司を食べるだけでなく、店舗での体験価値を向上させて、より多くの方に楽しんでもらえるよう意識しています。食事を楽しみながら店舗での体験も楽しんでもらえるように、原宿店ではエンタメ性をより演出しました

 これまでのターゲットは、ファミリー層が多かったのですが、(原宿店で)撮影スポットを設置して“映える”店内にすることで、若い世代の流入を見込みました。今のところ友達同士で来店したり、カップルがデートスポットとして訪れるケースも多いです。客層の幅を広げつつ、Z世代のSNSでの発信力に期待しています」

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