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婚外恋愛したい…30代キャリア官僚女性が「既婚者出会い系アプリ」で幻滅するまで

コラム

既婚者専用マッチングアプリに登録したら…

婚外恋愛

 そこで使い始めたのが、既婚者専用のマッチングアプリ。そのアプリは、友達作りやパートナー探しのため、(自己申告ですが)既婚者が使うことを推奨されていました。

 真弓さんは霞が関で働くキャリア官僚で、見た目も美しく気を遣っています。セミロングの髪は手入れが行き届いていて、現在36歳には見えませんでした。マッチングアプリで話しかける男性は後をたたず、まず興味を持って会ってみようと思ったのは、イラストレーターをしている徹さん(仮名・47歳)。

 真弓さんには徹さんが違う世界の人に見えて、魅力的に映ったのだそうです。

「地方国立大の彼にはドキドキできない…」というトンデモ理由

「お堅い世界で生きてきましたから、イラストレーターの方と知り合う機会なんてなかったです。私の知らないことをたくさん教えてくれそうで、この人ならドキドキを感じさせてくれるかもしれないと思いました」

 徹さんは雑誌で漫画の読み切りを描いたこともある実力派のイラストレーターです。現在も雑誌に寄稿したり、同人誌でかなりの売上を誇る有名な作家でした。何度かのメッセージのやりとりのあと、真弓さんと徹さんは実際に会うことに。

 新橋の魚の美味しい料理店でディナーデートをしたそうです。しかし、結局関係は続いていないとか。その理由は……。

「彼はとても良い方でした。優しく、気遣いができて、人に慕われていることがわかる方です。悪いところはどこにもないのですが、ドキドキはできませんでした。なぜなら、彼は地方国立大学の出身だったんです

えっ? 婚活ならまだしも、不倫相手を探してるだけなのに学歴を気にするって、意味不明…。

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