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アプリで女性と密会した後、体に異変が…32歳起業家の恐怖体験

コラム

 コロナ禍になって1年以上。ワクチンの接種も進んでいますが、まだまだ不安な日々を過ごしている人も多いことでしょう。

マッチングアプリ

※イメージです(以下、同じ)

 そんな中でも、マッチングアプリの市場規模は大きくなっています。マッチングアプリ「タップル」を運営する株式会社タップルの調査によると、2021年のオンライン恋活・婚活マッチングサービス市場は前年比23%増の768億円。2026年には、2021年比約2.2倍の1657億円に拡大すると予測しています。

 そこで今回は、コロナ禍にマッチングアプリを使い悲劇に遭ってしまった男性のエピソードをご紹介します。

不純な動機でアプリを利用

 話を聞いた淳平さん(仮名・32歳・経営者)が使ったのは、位置情報を使って結婚相手から友達まで自由に探せるマッチできるアプリでした。そこでマッチしたのが有希さん(仮名・31歳)という女性です。意気投合し、2週間後に会ってみようと約束しました。

「やりとりしたLINEで、有希さんが人妻であることは知っていました。本来なら既婚者は利用できませんが、運営に見つからないよう、プロフィールを偽ってこっそり使っていたんだそうです。可愛かったし、旦那さんは忙しくてあまり触れ合いがないとのことで……寂しさをお互い埋められるなら、と軽い気持ちで会うことにしました」

 土曜日の午後、淳平さんは有希さんと繁華街で落ち合いました。コロナ禍以降あまり人と会うことがなかったという有希さんと、まっすぐホテルに向かいました。

「そのときは結構ワクワクしましたね。美人の人妻と……って。実際、会ってみたら写真もそれほど盛ってないし、良い関係になれたらとかなり甘く考えてました」

彼女と密会した5日後、体に異変が……

男女

 土日祝のホテル街はフリータイムのある施設が少なく、結局3時間の休憩を選んで部屋に入った淳平さん。シャワーを浴び、3時間たっぷりとお楽しみになったそうです。彼の身に異変が起こったのは、その5日後。

 淳平さんが目の異変に気がついたのは、翌週金曜日の朝でした。両目が真っ赤に充血していて、ウサギのようになってしまったのです

「その日はzoomで打ち合わせが入っているだけだったため、終わってからすぐ眼科に行きました。2020年8月に起業した会社の1周年に向けて動いていたのですが、オンラインで助かりました。対面だったら、誰かに感染させていたかもしれないですから」

 眼科医の診断は「流行性角結膜炎」。一般的に「はやり目」と呼ばれる病気です。検査の末、目の症状は「アデノウイルス」の感染が原因だと分かりました。

 ウイルスの潜伏期間は5~14日が平均とのことで、淳平さんは急いで有希さんに連絡。すると、有希さんから「私も旦那も結膜炎になった」と返ってきたのです

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