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水タバコ「シーシャ」店が“健全な若者”に人気なわけ「飲み屋よりいい」

暮らし

ふつうのタバコとは何が違う?

 シーシャ屋で働く33歳の女性にも魅力を聞いたところ、「1回シーシャを吸いに行くと、おおむね燃焼時間が90~120分くらいになるため時間潰しにはもってこいです」と語ってくれた、

「フレーバーは多様で2~3種類を組み合わせることができるので、選ぶ楽しみがあります。カクテルみたいな感じで、いろいろ組み合わせたり、『これとこれのフレーバーでこんな味になるんだ!』と感動したりします。ニコチンもたばこより少なく、タールはありませんし、甘い味が基本なため、吸いやすく、ヤニや口臭もなくたばこ臭さも服につきません」

 ほかにもシーシャが好きな人たちに話を聞いたところ、甘いフレーバーや香りが言い、リラックスできる、臭いがつかないなどの声が多かった。

アングラ文化だったシーシャ店

シーシャ

シーシャ・水タバコカフェ「はちグラム」経営者の竜ノ介さん

 東京の祐天寺にあるシーシャ・水タバコカフェ「はちグラム」経営者の竜ノ介さん(@8g_shisha)にシーシャ界隈について話を聞いたところ

客層は20代が4割、30代が4割、40代以上が2割で、店舗が高円寺、吉祥寺、祐天寺にあります。全体的に若い人が多いですが、基本は幅広い層にお越しいただけています。2011年くらいのシーシャのお客さんはとにかくアングラな人か若い子しかいなく、当時来ていた子が10年経った今もシーシャ屋に通っていますね」

 竜ノ介さんがシーシャを吸い始めたのは2008年くらいからで、はじめて吸ったのは外国だった。

日本では当時は下北沢くらいしか店舗がなくて、バックパッカーの文化があったのでシーシャ業界も賑わってました。あとは、ゴールデン街にシーシャを出してくれるBARがあったくらいで、ゴールデン街はアングラ好きなお客様で溢れていました」

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