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副業で先輩・友人と楽しくカフェ経営のつもりが…まさかの大誤算

マネー

「友達たちと楽しく儲けようと希望に溢れて、憧れの街・恵比寿でカフェをオープンしたのですが……」

赤字 会計

 そう肩を落とすのは、不動産営業マンの新谷克己さん(仮名・28歳)。せっかくオープンしたカフェですが、1年もたたないうちに赤字になって、クローズしてしまったそうです

 彼は「失敗の教訓として、副業で利益を得るためには気を抜かないことが大事」と言います。多くの人が憧れるカフェ経営を副業で成功させるには、何が必要だったのでしょうか?

持ちかけられた「カフェの共同経営」

 不動産営業マンとして仕事に慣れてきた3年前に、別会社の営業の先輩から、カフェの共同経営を持ちかけられた新谷さん

 最初は半信半疑でしたが、複数名で資金を出し合うシステムや集客のみを担えば、副業で儲かるという説明に、やる気になったそうです。

「物件は恵比寿駅の近くで、1200万円の物件でした。40代の営業の先輩が、そのうち1000万円を複数の友人たちから出資させました。残り200万円を僕たち20代の若手営業マン4人から、50万円ずつ出資することになったんです。

 経営は、営業の先輩の仲間グループが実作業を担い、50万円ずつ投資した僕たちは集客を手伝って、その売上から歩合制でバックしてもらう予定でした。すぐに元手以上の利益があると信じていましたよ

アベノミクスで利益が出るはずが閑古鳥

閑古鳥

 最初のうちは、毎週のように週末になると40代の営業マングループがパーティを行うため、新谷さんら若手たちが、友達や知人を誘ったりSNSで集客たりして、利益もまずまずだったそうです。

「1年も経たないうちに、50万円はクリアーできるかなと思いました。40代のグループの人脈もハンパなく、広告代理店や不動産、金融に人材紹介と、アベノミクスで潤っていた業界が多かった。

 この人たちがカフェを貸し切りで利用してくれたら、アッという間に利益が出て、かなりおいしいはずでした」

 ところが週末パーティーも最初のうちだけ。平日の売上は低迷のまま、3か月過ぎた頃には、閑古鳥が鳴くようになったそうです

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