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コンビニ3社のフライドチキン、どれがウマいかプロが実食。「2日で200万食」は伊達じゃない

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2)ファミマ「クリスピーチキン」:発売2日で200万食を突破

コンビニチキン

「クリスピーチキン・プレーン」(145円)

 2021年3月に販売がスタートした、ファミリーマートの「クリスピーチキン」。発売初週には1日あたりのホットスナック売上ランキングで、人気商品の「ファミチキ」を抜いて1位を記録。発売2日で200万食を突破し、製造が追いつかずに発売を休止した時期もあったようです。「ファミチキ」も美味しいのですが、発売時には“ファミチキ越えの問題児!?”との触れ込みもあり、やはり気になるところです。

 購入したのは「クリスピーチキン・プレーン」(145円)。ルックスは「ファミチキ」とはまるで異なり、スナック菓子かパンのようです。小振りで、なんだかかわいらしいルックスですね。歯を立てると「カリッ」としたクリスピー感のある食感。この歯ざわり、どことなくスナック菓子を食べたときのものと似ています。

ムネ肉にありがちな固さがない

コンビニチキン

 ムネ肉を使ったフライドチキンです。しかし、ムネ肉にありがちな固さはありません。ほっくりとしたやさしい食感で一瞬、モモ肉かと思ってしまうような歯ざわりに仕上がっています。醤油とニンニクで味付けしていますが、それは薄めで、肉のうま味がきちんと感じられます。

 飲み込む直前にそのうま味が解放されたように一気に広がるのがいい。これがなかなか後を引く美味しさ。ほんのかすかに、ピリッとした刺激が感じられ、これがまたいいアクセントになっています。

 小ぶりなので、あっという間に食べ終えてしまいます。もう2~3個買っておけばよかったかな、と後悔させるところはたしかに“問題児”ですね。ちなみに辛いものが好きな人はプレーンでなく、「ハバネロホット」もおすすめ。唐辛子にハバネロを加えて味付けしており、寒い冬、体もポカポカ温まりそうですよ。

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