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年14万円まで社員の健康を支援!米国企業13社の羨ましすぎる社内制度

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2022年の働き方はどうなる?

退職

 前述した通り、米国では働きやすい会社が多いような印象を受ける。ただし、日米の大きな違いを念頭に入れておく必要もある

 日本の多くの企業は「メンバーシップ型雇用」のため、基本的に「終身雇用」「年功序列」が前提だが、米国の多くの企業は「ジョブ型雇用」のため、給与や待遇は職務内容によって定められた「能力給制」となっていることだ。よって、米国では、自分が選んだ社内制度や待遇が気に入って会社員をしていても、仕事で成果を出せなければ即クビとなってしまう厳しい面もある

 そのため、単純に日米企業の社内制度や待遇を比べることはできない。しかし、各米国企業の社内制度や待遇のなかで、社員が幸せになれそうな社内制度や待遇を参考にしてみることも日本の企業に必要なのではないか。

<TEXT/藤本庸子 Yoko Fujimoto>

米国カリフォルニア州ロサンゼルス33年在住のフリーランスライター。雑誌「アンアン(anan)」「メンズクラブ(MEN’S CLUB)」などのライターを経て、米国へ移住。米国起業家向け雑誌トップの「Entrepreneur Magazine」にてスタッフライター、NHKラジオ第一放送「ラジオ深夜便」ワールドネットワークにてリポーターの経験も。現在、新聞、雑誌、ウエブサイト、ラジオ、テレビなど、さまざまな分野および媒体をこなす

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