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年14万円まで社員の健康を支援!米国企業13社の羨ましすぎる社内制度

ビジネス

朝食、ランチ、夕食が毎日無料「グーグル」

グーグル

 社員が楽しんで仕事ができそうな特典が目立つ会社をみてみよう。

 世界最大の検索エンジン「グーグル(Google)では、朝食、ランチ、夕食が毎日無料で食べることができる。週に2日間は自宅勤務というハイブリット式で、年に4週間は「どこにいてもいい」という。休暇先(ホテルなど)で働けるのも楽しそうだ。珍しい特典では、社員が死亡した場合、その社員の配偶者は10年間にわたって、その社員の給料の50%を受け取ることができることだ。

 世界最大のソーシャルメディア(SNS)「メタ・プラットフォームス・インク(Meta Platforms, Inc.。元フェイスブック(Facebook)では、ヤフーと同様に生命保険があり、健康保険も充実している。米国では会社員も確定申告(タックスリターン)を個人で行なう必要があるが、同社ではその費用を負担してくれる。

 勤務5年ごとに30日間の有給休暇もある。さらに、社員ではないインターン生には住む場所と交通費が支給されるというのも珍しい(註:一般的に米国企業では社員への交通費支給はない)。

有給休暇に制限なし?「ネットフリックス」

ネットフリックス

Netflix television screen with popular series choice. ©Bekirugur Bekir Ugur/Dreamstime.com

 日本人観光客にも人気のハンバーガーチェーン「イン・アンド・アウト・バーガー(In-N-Out Burger)」では、従業員がハンバーガー、フレンチフライ(フライドポテト)、ソフトドリンクを食べ放題・飲み放題という。筆者は同バーガー店を愛用しているが、他社のハンバーガーチェーン店に比べて平均的に従業員の感じがいいと思う。その理由が、同店のこのような従業員の特典にあるのだろう。

 前述した「若者(ミレニアム世代)にとって働きがいのある企業」のランキングで、9位の金融&保険会社「アメリカン・エキスプレス(American Express)」では、新米の母親である女性社員に5か月間の有給休暇があり、社内にウェルネスセンターが設置されており、看護師が常勤している。

 その上、バーチャルで24時間いつでも医師に診てもらえるシステムもある。オフィスにいても自宅にいても健康管理ができ、安心して楽しく働けそうだ。

 映像ストリーミングサービス&映画制作会社の「ネットフリックス(Netflix)」では、午前9時から夕方5時までという一般的な就業時間の決まりがなく、有給休暇の期間にも制限がないという。「2週間休んでも、2か月休んでもいい」という驚きの特典がある。

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