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ゴキブリは冬でも生きている。自宅周りの害虫対策をアース製薬に聞く

 自宅に出てくるととにかく不快な「害虫」。一般的には暑くて湿気の多い夏に悩まされるイメージが強いが、実は秋~冬にむしろ活発に活動する害虫も

排水溝

画像はイメージです

害虫を駆除するため、飼育して生態を把握しているアース製薬株式会社で活躍するのが、害虫の生態に詳しい有吉 立さんと野村拓志さん、対策に詳しい浅井一秀さんだ。

 前編では秋~冬に家の中に出現する害虫について語ってもらったが、後編では家の周りで活動する害虫について、その種類や対策を聞いた。

※編集部注:本記事には不快害虫の写真が出てきます。苦手な方はご注意下さい

夏以外に害虫が活発に動く2つの理由

 そもそも、一般的には夏のイメージがある害虫だが、なぜ活発に活動するものがいるのか。有吉さん曰く、その理由は「秋ごろに発生や活動のピークを迎える害虫がいるから」だという。

「たとえば、食品に沸いて食害をもたらすシバンムシ発生のピークは9~10月ですし、梅雨に活動するイメージの強いナメクジが盛んに活動するのは6月と9月。これらの虫は、秋が活動のピークといえます」

 また、厳しい冬を越すための「越冬」を直前に控え、暖かい場所を求めて活動する害虫もいるという

「虫は冬を越せないとイメージされがちですが、越冬できる虫もいます。たとえばカメムシやアカイエカは冬を越すために家に侵入しますし、ゴキブリは家の周りの居心地の良い場所に隠れて冬を越していることが多いです」

梅雨だけでなく活発に活動する「ナメクジ」

ナメクジ

ナメクジ

 先にも見たように、「ナメクジ」の活動ピークは6月と9月。ナメクジの生態に詳しい浅井さんは、梅雨だけでなく秋にも活動する理由をこう説明する。

「ナメクジは湿気を好むので、雨の量が多くなる6月や9月が活動のピークになるのだと考えられます。家の中に入ってくることは基本的にありませんが、家の周りの排水溝にいたり、プランターの下にいたりするので、ガーデニングなどの際にベランダで遭遇する可能性があります

 そんなナメクジの撃退法は、古くから「塩をかけること」だとされてきた。しかし、塩をかけるだけだと駆除が不十分な場合があると浅井さんは言う。

「塩をかけると、ナメクジの体内から水分が失われて小さくなります。干からびるまで塩をかけて駆除することも可能ですが、かなりの量の塩が必要になってしまううえ、水をかけたら復活してしまうので注意が必要。駆除の際にはスプレーや粒タイプのナメクジ用殺虫剤がおすすめです」

 ちなみにナメクジ対処の基本は「予防」とのこと。ナメクジに効く毒餌タイプ・スプレータイプ・粒タイプの忌避剤があるため、それらを撒いておくと家の周りから駆除可能だ。

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