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井之脇海、俳優の先輩・香川照之に勧められた大学進学「行ってよかった」

主人公と同じく自身も芸術学部の出身

井之脇海

――井之脇さん自身、ピアノには親しまれてきたそうですが、それでも天才役は大変だったのでは?

井之脇:自分でやることにこだわった以上は、そこに限りなく嘘が少ないほうがいいので、クオリティを上げて、ブラッシュアップしていきました。そこは感覚云々ではなく、努力の部分なので、ひたすら練習しました。同時に、朔は天才ではあるけれど、彼自身は音を奏でるのが好きな青年なので、僕自身が朔の音楽を楽しむことを一番大切にしました。

――物語の舞台は芸術大学です。井之脇さん自身も日藝の映画学科出身ですね。

井之脇:はい。こちらのサイト(bizSPA!フレッシュ)の、過去のインタビューに登場している大原櫻子は同期なんです。記事を見つけて嬉しくなりました。

――そうなんですね! 本作の谷口正晃監督も日藝の先輩ですね。芸術大学、芸術学部には個性的な人の多いイメージがありますが、実際はいかがでしたか?

井之脇:ほかの大学のことを知らないので比較はできませんが、確かに個性的な人は多かったと思います。みんな自分の世界観を持ってました。各々のこだわりがあって、たくさん刺激をもらいましたし、毎日学校に行くのに飽きることがなかったですね。色々な人の話を聞いて、「でも僕はこう思う」と恥ずかしがらずに言える環境でした。

香川照之から勧められた大学進学

井之脇海

――『トウキョウソナタ』出演時に、香川照之さんから「大学は行ったほうがいい」とアドバイスされたそうですね。俳優としてのキャリアがありながら、なお大学に進学する道を選んでみて良かったですか?

井之脇:良かったです。間違いなく。即答できます。行っていなかったら、それはそれでいい人生になったと思いますが、大学4年間の経験は本当に学びが多かったです。映画のことって、大学に行かなくても勉強できるんですよ。DVDで映画を観たり、映画に関する本もたくさんありますし。

 でも、同じ活字を読むにしても、大学の先生が何十年も経験してきたものを通して発した言葉を聞くのとは、全然違うと思うんです。同じ文を読んでいても、そこにある時間の流れや先生の思いを同時に受け継ぐことができるというか。

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