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伊藤沙莉が語る「めっちゃ好きだし、大っ嫌い」興味津々である“人間”という存在

人と話すことが好き「いろんな刺激になる」

ボクたち

――自分を豊かにするために、インプットの意味で心がけていることはありますか?

伊藤:人と話すことですかね。ただ単に話すのが好きなだけなんですけど(笑)。でも、いろんな刺激にもなるし、インプットにもなりますよね。いろんな作品を観るといったことも、当然インプットになりますが、自分の知らない感覚とかを持っている人と話すことは、偏りを避けるうえでも重要だと思います。

 誰かに興味を持つのはもちろん、大して興味がない人であっても(笑)、聞いてみると、自分には理解できない役を演じるときにも反映されたりするし、仕事でなくても、自分では分からないことで、何か人が頼ってきてくれたときにも少しは役に立つ。

「分からない」で済ますのってすごく簡単だけど、自分のなかに何かインプットがあれば「こういう人もいたよ。こうかもね」と与えられるかもしれない。インプットすれば、どこかでアウトプットすることが必ずあるから。そういうふうに過ごしていったら、自分も少しは深くなるのかなと思います。

若者にとっての、人生の壮大な予告編

伊藤沙莉

――最後に、伊藤さんと同じ若い世代が本作を観ると、どんなところが楽しめそうですか?

伊藤:きっとまだまだ分からない感情や感覚が、この作品には詰まっていると思います。みんなが佐藤のような人生を送るわけじゃないだろうけど、自分が否定してきたことも、過ぎてみれば肯定できる何かに変わっていたり、いま苦しいと感じることがあったとしても、振り返ってみると、意外とそれが自分を作っているんだってことはあると思います。

 だから、人生の壮大な予告編だと思ってもらえたら。今が楽しい人にも、苦しい人にも観てほしいです。

――ありがとうございます。伊藤さんは、人が好きなんですね。

伊藤:めっちゃ好きだし、大っ嫌いです。あはは!

<取材・文/望月ふみ ヘアメイク/aiko スタイリスト/吉田あかね>

ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画周辺のインタビュー取材を軸に、テレビドラマや芝居など、エンタメ系の記事を雑誌やWEBに執筆している。親類縁者で唯一の映画好きとして育った突然変異
Twitter:@mochi_fumi

【公開情報】
ボクたちはみんな大人になれなかった』はシネマート新宿、池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺ほかにて公開中&Netflixにて配信中
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