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Facebookが社会人のSNSで最強なワケ。1日1投稿で仕事に生かすコツ

ビジネス

 スマホの普及により、私たちの1日の情報摂取量は10年前に比べ、およそ530倍といわれています。営業マンが自社の商品を売り込もうと思っても、認知すらされないのが現実です

フェイスブック

※画像はイメージです(以下同じ)

 そんななか、企業の売上115倍にPRで貢献し、大人気のPR塾を主宰するのが、株式会社LITA代表取締役の笹木郁乃氏@ikunosasaki)。

 そんな彼女のPRメソッドを盛り込んだ新刊が2021年7月に発売された『SNS×メディアPR 100の法則』(日本能率協会マネジメントセンター)。今回は彼女が教えるのは、ビジネスマンに対する訴求力が最も高いFacebook運営のテクニックです(以下、同書を一部編集のうえ、抜粋)。

SNSを1つ運用するならFacebook

 もしもあなたがビジネスとしてSNSを1つ運用するとしたら、Facebookに注力することをおすすめします。私自身、各種SNS PRを実践してきた中で、Facebookは、起業家・経営者・ビジネスマンに対する訴求力が最も高いSNSであると感じています。その理由として、

① 登録者が多い割には、プライベート活用メインが多い
→つまり、Facebookはレッドオーシャンのような激しいアピール戦がなく、実名制であるが故に投稿も信頼感があります。ビジネス投稿を意識的に行い、多くのビジネスパーソンと繋がることで、ブルーオーシャンのコミュニティーとして活用できます。

② 経営者、ビジネスマンの人脈づくりや情報の収集・発信の場
→新しい人脈作りや、自身の考え方の発信、新しい情報収集の場と考える人が多く、向上心があり勉強熱心なユーザーが多いSNSです。その方達に対し、友達申請し承認してもらうことで、確実に自身が発信したビジネス投稿が届けられます。

 フォローされるのを待つ他のSNSより、主体的なアプローチができることで、一層結果に繋がりやすいSNSと言えます。

Facebookでの発信が信頼感を与える

書籍

笹木郁乃 『お金をかけずに誰でもできる! SNS×メディアPR100の法則』

 私自身も、起業当初は「FacebookはPR塾の認知のきっかけにしたい」と考え、個人の方を意識して投稿していました。しかし、私の会社で行っている企業向けのPR代行事業では、開業当時から営業ゼロ、広告ゼロにもかかわらず、クライアントの中には、売上100億円規模の企業や知名度の高い企業もいらっしゃいます

 実は、そうした企業からの問い合わせのきっかけとして最も多いのが、「Facebookやメルマガで笹木郁乃のことを知って」なのです。個人のFacebookでの発信で、信頼感・安心感を共有できるSNSに育てることが、BtoBビジネスにも大きな影響をもたらしていることを、私自身実感しています。

◆Facebook活用が効果的と言われる職種、仕事
・中小企業の社長
・個人事業主
・BtoB 関係の仕事をされている方
・不動産、講座、高額商品など、比較的年収が高い層に対してビジネスをされている方

SNS×メディアPR 100の法則

SNS×メディアPR 100の法則

テレビや新聞など、お金をかけて広告を出しても効果がない。メディア向けにプレスリリースを送っても反応がない…4000人以上に指導した、売上を伸ばすPR術

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